幸運小説(外部サイト)一覧

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ファンタジー 完結 長編 R15
デヴィル大陸辺境の地域であるセーレ領。そこを治める辺境貴族の長男であり17歳の少年アローは、毎日を楽しく過ごしていた。 許嫁で幼なじみのリューネ、その妹のレイア、メイドのモエと過ごす日々。 辺境だが貴族の跡取りとして、領地経営を学びながら、リューネとの将来を夢見て頑張っていた。 だが、アローの人生は少しずつ狂い始める。 視察でセーレ領にやって来た大貴族アスモデウスの次期当主。 彼はリューネたちを気に入り、彼女たち3人をアスモデウス領に連れて行く。 アローは彼女たちを取り戻そうとするが、弱小貴族のアローでは無力。 そしてようやく帰ってきたリューネたちは、既に変わっていた。 キレイな服を纏い、化粧をし、宝石を着けたリューネたち。 彼女たちはアローを捨て、大貴族の妃として生きる道を選んだのだ。 しかもアスモデウスはアローに無実の罪を着せ、セーレ領を没収。アローは領土を追い出される。 アローは誰も管理する事のない辺境のマリウス領を宛がわれ、超辺境領主として新たな生活を始めることになってしまう。 だけどマリウス領は、アローの想像もしなかった土地だった。 荒れ果てた地にひっそりと生活する、僅かな人間たち。 そしてアローは赤ん坊を抱えた少女と出会い、変わっていく。 これは、全てを失った領主が、新たに歩き出す物語。
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小説 21,495 位 / 21,495件 ファンタジー 8,309 位 / 8,309件
登録日 2024.08.06
ある日俺は突然パーティーを追放されてしまう。 「スキルの【幸運】だけが売りのお荷物はもう、うちのパーティーには必要ない」 「んな!?」 俺はスキルの都合上、戦闘には参加してこなかった。 そのため、確かにレベルは極端に低い。 だが代わりに、俺の能力でレアドロップが確定していたうちのパーティー(緋色の剣)は資金面で大きく優遇され、短期間でのし上がる事が出来ている。 なのに今更出て行けとか……ふざけたんなよ! 「高レベルのモンスターを狩りまくれば、レアドロップなんてそこまで必要ないからな!」 周りを見渡すが、メンバー達は黙って冷たい眼差しで俺を見つめているだけだった。 その時はじめて気づく。 俺は利用されていたんだと。 パーティーが軌道に乗るまでの間のカモ。 そんな風に思われていたのだろう。 そして資金に困らなくなったから、奴らは俺を切り捨てた。 「装備はパーティーの共有品だから、ちゃんとおいて行けよ!」 その時俺は誓う。 必ずこいつらを見返してやると。 「く……後悔させてやる……お前ら以上の冒険者になって必ず!」 「はっ!やれるもんならやってみな!」 だが俺も奴らも知らなかった。 俺のスキルに揺れ戻し――ドロップのマイナス補正――がある事を。 そして【幸運】による超レアドロップで、俺の成長が出鱈目に加速される事を。 この物語は、パーティーメンバーに利用されるだけ利用された主人公――アドルが成り上がりダンジョンを完全攻略する話になります。
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小説 21,495 位 / 21,495件 ファンタジー 8,309 位 / 8,309件
登録日 2021.08.22
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