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大学3年生の私は祖母の転院の手伝いをすることになり、1年振りに祖母に会うことになる。1年前は元気に話していた祖母は寝たきりになって会話をすることさえ出来なくなっていた。その事実が受け入れられない私は声をかけてやることができず、最初の面会が終わってしまう。声をかけられない自分は、ただただ未熟なのだと花粉に任せて涙を流す。祖母が亡くなるまでの心の病を抱えた少女のお話。
「自分が死ぬなら全く辛くないのに」
大好きな祖母の老いを目にした私の短編私小説
文字数 6,831
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.06.04
死ぬ前に好きなところに行けるとしたらどこに行きますか?そのハイヤーは最期に最高の旅へ連れて行ってくれますよ。お客様が死ぬ理由と過去はそれぞれ。個性豊かなお客様とドライバーの「僕」の心境を描く。今日のお客様はどんな人だろう?
文字数 20,783
最終更新日 2022.05.04
登録日 2022.02.20
⚠️最近の日々を舞台に描いています。直接的な描写は避けるようにしていますが、ご了承ください。
未知のウイルスによって日常が変わってしまった現代日本。当時大学2年生の櫻井杏奈は両親からの命令によって1度も家から出ずに過ごしている。全く外に出ない彼女は部屋という世界だけで生きていく。そんな彼女の大学2年生の始まりから卒業式に出席するために外に出るまでの3年間の日常を描く。
文字数 11,891
最終更新日 2022.03.25
登録日 2022.02.15
私(佐久間葵)には自分の死の幻覚が見える。それは場を選ばず、目の前で私が死んでいく。幼稚園時代から始まるその幻覚はどんなに成長しても消えなかった。自分の死と共に成長していくなかで考えるようになる。自分の死体の幻覚が見える女性の独白。
文字数 6,989
最終更新日 2022.03.07
登録日 2022.02.16
高校時代の友人が死んだ。友人といっても途中で退学してしまったただの元クラスメイト。彼女の通夜で人の死について考えた私は帰宅後手紙を書く。
文字数 1,282
最終更新日 2022.02.14
登録日 2022.02.14
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