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その世界は、想像すれば、創造できる、クリエイトエナジーで溢れている。
主人公の山田サツキは、他人を自分の不幸に巻き込むことを恐れながら生きていた。そんな彼が転移したのは、想像すれば創造することができるエネルギー「クリエイトエナジー」に満ちた異世界だった。
しかしサツキは異世界に行く前に連れて来られた真っ暗闇の世界で、イブという少女に出会う。イブの願いを叶える代わりにサツキは、自分の不幸をなくすようにするという契約をイブと交わす。
サツキが異世界で明るく周囲を元気づけるムードメーカーの魔法使いカレンと出会う。彼女との交流によって、自分を不幸だと考えているサツキの心には変化の兆しが現れ始める。
一方、異世界ではサツキのような異世界転移者の記憶を盗む事件が発生していた。サツキはカレンを巻き込むまいと一人で行動を起こし、犯人に立ち向かう決意をする。
この物語は、サツキや彼を取り巻く周囲の人間が、自分自身と向き合い成長していく物語。
文字数 95,024
最終更新日 2024.08.09
登録日 2024.07.01
休み時間は10分。僅かな時間であっても、授業という試練の間隙に繰り広げられる会話は、他愛もなければ生産性もない。ただの無価値な会話である。小耳に挟む程度がちょうどいい、どうでもいいお話です。
文字数 62,339
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.06.07
産まれたイモムシ君は、未来の姿を見た。自分はこれからあの姿を目指していくんだ。そういう意気込みをするのだが、周囲に成長に必要な、草がないことに気が付く。この場に居てはあの未来の姿になることはできない。イモムシ君は、草の生い茂る場所を目指して、動き出す。
文字数 5,960
最終更新日 2023.06.16
登録日 2023.06.16
蟻の女王はグルメだった。だから貯蔵しているまずい食料では我慢できず、働き蟻は苦悩していた。そんな中、一匹の蟻が『飴』を謙譲してご満足いただこうと提案する。
この物語は、そんな女王蟻が満足するまでのお話。
蟻は目が見えないけど、この物語はフィクションなので悪しからず。
文字数 5,233
最終更新日 2023.05.11
登録日 2023.05.11
不幸な星の下に生まれた少年、山田サツキは、不思議な空間でイヴと名乗る少女に出会う。サツキは彼女の頼みによって、異世界の人々の心の汚れを浄化すること使命とし、異世界に行く。自身の不幸を消すことを条件として。
その世界は、想像すれば何にでも変換できるエネルギー、クリエイトエナジーというエネルギーが溢れる世界だった。サツキはそのエネルギーを駆使して、異世界の人々の心を浄化することができるのか?
どうぞ。
文字数 83,554
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.02.27
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主人公は不幸な男、名を山田サツキという。
彼は生まれながらにして不幸な男だった。だが不幸だからといって、それに甘んじることはしなかった。事故が発生する可能性があれば道を迂回し、事件に巻き込まれる可能性があれば、それもまた迂回する。そうして、不幸が起こっても大丈夫なように、予めの対策を講じてきた。
結果、サツキは自らの不幸を予測する術を身につけた。彼はこの危険予知能力を「嫌な予感」と呼んでいる。
不幸対策の一貫で、彼は優秀な高校に進学するために知識を重ねていた。だが受験の日、不幸の予測が追い付かずに事故に遭い入院。高校を一浪することに。
一浪のせいもあってか友達はできず、対策が全てダメになってしまったことで落ち込んでいると、ある人が友達になろうと志願した。その男の名は海島ナオキ。様々な部活の大会で優秀な成績を残し、実績溢れるスーパーマンだ。そんな彼が、冴えない一浪男と友達になった。
そのことがきっかけで友達って良いなって思えた。そのことに気づいたのである。
だがある時、彼はナオキを失った。それも自らの不幸のせいで。
そこでサツキは恐れた。また自分の不幸が他者に牙を剥くかもしれないと。なので独り暮らしを始めた。それで周りに被害は少なくなったものの、自分の心はぽっかりと穴が空いていた。
そしてある登校時、彼は人の波に押され、誤って電車のホームに転落してしまう。そしてすぐに駆けつけた電車によって肉体を砕かれ、サツキは死んでしまう。自らの不幸が終わるという安堵を携えて。
だが、サツキの不幸は終わらない。
サツキは目が覚めた。覚めてしまった。気がつくと真っ暗な世界。そこにいる神を名乗る何者かがこう言った。
「君の不幸は実験の為に付与された」
と。神は世の中にいる人々に、不幸や半身不随といった「欠陥」を付与することで、その欠陥が世界に適合するかのテストを行っているという。
そこでサツキは怒りに震えた。こいつが不幸の元凶だと。サツキは神を殺そうとするも、謎の力で阻まれ、欠陥が適合するかのテストを受けるため、第二の世界に飛ばされる。
この物語は、不幸によって人生を狂わされた男、山田サツキが、神に復讐を誓い、第二の世界で神に近づき、復讐を遂げるまでの物語である。
文字数 152,505
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.04.19
【毎日更新!】
水上翔時(ミズカミショウジ)は、近所に新しくできた図書館にやってきた。
新しい物好きな翔時は、図書館にある色んな本を借りようと、気になる本をしこたま選んだのだが、カウンターの人に、ある部屋へと誘導され閉じ込められる。
その部屋を散策すると、あるメモ用紙が目に留まった。
ここに入る
ボタンを押
せカツオ(
ここ)=出
汁がら
好奇心が刺激された翔時はその謎を解き、未来からやって来たと言い張るAI「クロノ」と出会う。時間を改竄する者を阻止してほしいという命を受けた翔時は、新手の詐欺に乗っかってみようという冗談半分で承諾。彼と共に過去へ飛ぶ。
文字数 14,851
最終更新日 2020.09.18
登録日 2020.09.10
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