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【後日談という名の続編を不定期更新中。後日談のみ一部残酷描写あり、該当話タイトルに「※」表記】「手に入れたかったのは、お姉さん。お姉さんは、ここで僕とずーっと一緒に暮らすんだ。」刹那。少年の背後からぶわっと広がるように伸びた赤く細長い何かが、しゅるしゅるとシンシアの手足に巻き付き、彼女をその場に拘束した。ーーー横暴な雇用主の命令により単身で踏み入った危険な森で、シンシアが出会った美しい少年。使いのついでに保護するつもりだったが、どうしても森の奥地まで行かなければならない事情があるという少年に、同行してほしいと懇願されて見捨てきれずに了承する。道中、どこか不穏な気配を感じながらも、少年を不器用に気遣いつつ目的の場所に辿り着いたとき、少年は突然本性を顕にしてシンシアに襲い掛かった。…そして。「…好きになっちゃった。だから、僕の番…お嫁さんにしたいんだ。」「……は?」「…だから、好きになってもらうために、いーっぱい気持ちよくしてあげる♡」「やめなさい!子供がっ、こんな…!」「うふふ、僕、これでもお姉さんよりはずっと長く生きてるよ。」「…そんな…。」ーーー不遇な人生を送ってきたお人好しの少女が死亡フラグを無自覚回避した結果、人外の番として溺愛されることになるまでの話。※添える程度のざまぁ要素はあり、触手を出したり…はありますがほぼ人型の魔族です。※他の小説投稿サイトにも掲載しています。
文字数 66,477
最終更新日 2024.10.31
登録日 2022.08.23
学園でのパーティーの真っ最中、王子から婚約破棄を宣言されたキャスリンは、自身の過去を振り返る。実は彼女の前世は、縁日の屋台で惨めに売れ残った過去を持つバナナの果実だったのだ。
前世のトラウマや婚約者との確執、同級生たちの陰謀に苦しめられながらも、かつての知識と根性を活かしてたくましく奮闘していた彼女は、あるとき、憧れだった稀少品種を想起させる銀青色の髪と瞳を持つ美しい貴族令息と邂逅する。
場面 は戻り、婚約者の暴挙により窮地に立たされた彼女。その心の傷を救うのは、果たして……?
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。※旧サブタイトル『~元売れ残りチョコバナナは今度こそ幸せを掴みたい~』
文字数 94,076
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.06.14
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