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趣味は料理をすること。しかし中にはただの食材ではなく、怪異を食材にしたものもある。怪異食、それは彼――羽島冬弥の趣味の一つである。冬弥はある日、クラスメイトの小鳥遊葵が道路端で轢かれた猫の傍にいるのを目撃する。彼女は妙な箱を取り出し、祈ると猫は何事もなかったかのように起き上がっていた。奇妙な光景、怪異絡みだとすぐに彼は理解する。数日後、幼馴染の古月久理子を通して彼女に接触し、その箱について聞くこととなった。異質なものだと彼女も分かっているようで、彼女は怪異専門家に相談するという。しかしことはうまく運ばず、物語は徐々に変動していく。
旧題【怪異と俺達の食事情】
文字数 92,823
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.20
ある日、日比野京一は気になっている女の子――明日香と瓜二つの青年に遭遇する。その青年は明日太と名乗り、自分に会ったことは黙っておくようにと口止めをされる。
気になった京一は明日香について調べてみることに。
文字数 82,767
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.09.23
これといった青春も遅れず、就職も思うようにいかず、なんとか入社できたが社畜状態の佐久間文弥(25)は、ある日、先輩の訃報を聞き、やけ酒をあおる。気が付くと十年前にタイムリープしており、しかも見知らぬ妹が起こしに来た。自分の書いた物語が現実になったと知る文弥。幼馴染も迎えに来て確信する。
もう一度高校生活を送れるが所々変更された奇妙な高校生活が今始まる――
文字数 116,004
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.01.09
鼎(かなえ)様と呼ばれる不思議な少女。彼女は幼い頃から少女で、彼が成長しても少女のままだった。ある日、鼎様と対面し、何か願いごとがあるか聞かれ、鼎様と同じ学校に通いたいと言うと彼女はその願いを叶えるという。それから数日後、隣に越してきた鼎様と学校生活を送ることになるが……。
文字数 70,931
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.10.28
忍野浩太郎(おしのこうたろう)は、ある日本屋で妙な少女と出会った。
ラノベについて話は盛り上がり、「実際に見てみたい」と、少女は言う。
その時は何の事か解らなかった浩太郎だが、翌日――唯一の男友達は女友達に、冴えない牛乳瓶の似合うチビの幼馴染は長身の美少女になり、彼の日常は徐々に変わっていった。
文字数 181,812
最終更新日 2020.08.28
登録日 2019.01.18
長く苦しい人生に終止符を打つべく、島津生哉はある日飛び降り自殺を図る。死ぬ間際に奇妙な光景を見た彼だったが気が付くとそこには見知らぬ少女がいた。少女には身に響く言葉を浴びせられ、再び目が覚めるとそこは異世界。しかし彼は死ぬ事が目的であるために早速自殺を図るも――死ぬ事は叶わず。少女――アルヴが死ねないようにすると言っていた事を思い出す。
その世界は信仰が色濃く、しかもアルヴが広く進行されている世界だった。ボードというものが存在し、ボードの角数が多いほどその者の能力は高く、また、ボードは人生そのものといっても過言ではなかった死にたい自分を不死者にした神を恨みながらも、死ぬ方法はあると彼女は言っていたため、死ぬ方法を彼は探すのであった。
※ノベルアップでも投稿しています
文字数 174,603
最終更新日 2020.08.28
登録日 2020.03.31
古見楠生は不慮の事故によって無くなるがそれは神様の不手際らしく、お詫びに能力を授けるというので話し合いをする。異世界へ転生するというルールがあるらしく、しかも転生先の異世界には魔王がいるという。魔王を倒せばご褒美があるというもの気乗りはせず。話し合いは上手く進まず女神と口論になって乱闘にまで発展してしまい、女神は何の能力も与えずに異世界へ楠生を放り出し、途方に暮れる楠生はSランクパーティに拾われる。しかしパーティをクビにされてしまい再び途方に暮れるもめげずに楠生は依頼を受けるもトラブルに遭遇し、怪我をしたところを令嬢に拾われるのだった。魔王を倒すのはどうなるのか定かではないもののその生きざまから生きざまぁによって定期的にケツバットされるのは確定している楠生はこの世界を生き抜き奔走する。
文字数 79,306
最終更新日 2020.07.04
登録日 2020.06.15
それは世界そのものが病魔に侵されている世界。
空気も、大地も、海も、草木もその病魔に罹ってしまう。病魔を治す者は治療士と呼ばれ、彼らは日々病魔と戦っていた。病魔は病状が進行すると魔物となり人を襲う。悪化する前に治療士が病魔を処置する必要があった。
治療士ルヴィンのチームは、ある日、病魔を処置した帰路にて次元病と呼ばれる大病と遭遇する。
ルヴィンの治療技術によって次元病の処置に成功するが、その際に謎の少女を拾った。
少女は記憶喪失に陥っており、辛うじて自分の名前が思い出せる程度であった。少女――レイコの身元を引き受ける事になってしまったルヴィンは彼女を治療士として育てていく中、騒動にも巻き込まれていくのであった。
※以前に投稿したものの書き直し版となっております。
文字数 117,116
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.04.18
二〇二五年九月七日。日本の研究者・橘紀之氏により、死後の世界――天国が科学的に証明された。
天国と繋がる事のできる装置――天国交信装置が発表されたのだ。その装置は世界中に広がりを見せた。
天国交信装置は天国と繋がった時点で、言葉に出来ないほどの開放感と快感を得られ、天国にいる者達との会話も可能である。亡くなった親しい友人や家族を呼ぶ者もいれば、中には過去の偉人を呼び出したり、宗教で名立たる者を呼んで話を聞いた者もいたもののいずれも彼らはその後に、自殺している。
世界中で自殺という死の連鎖が広がりつつあった。各国の政府は早々に動き出し、天国教団と名乗る団体との衝突も見られた。
この事件は天国事件と呼ばれ、その日から世界での最も多い死因は自殺となった。
そんな中、日本では特務という天国関連について担当する組織が実に早い段階で結成された。
事件から四年後、特務に所属する多比良圭介は部下と共にとある集団自殺事件の現場へと出向いた。
その現場で『heaven』という文字を発見し、天国交信装置にも同じ文字が書かれていた事から、彼は平輪市で何かが起きる気配を感じる。
すると現場の近くでは不審人物が保護されたとの報告がされる。その人物は、天国事件以降、否定される存在となった霊能力者であった。彼女曰く、集団自殺事件がこの近くで起こり、その幽霊が見えるという――
文字数 113,097
最終更新日 2020.02.29
登録日 2020.02.01
日頃から生きていくために罪を重ねてきた牧島重蔵(まきしまじゅうぞう)は気がつくと異世界へ、それも少女にされていた。混乱する中、振り返ると自分は既に死んだ事、そしてこのような状況に追いやられているのは書物神のせいだと思い出す。流れに身を任せて過ごすと北区の領主に拾われ、孤児院で過ごすがこれは書物神の作った世界――物語が静かに始まる。
文字数 94,718
最終更新日 2019.03.18
登録日 2019.02.22
とある創作系サイトで知り合った五人はチャットで意気投合し、ゲームを作ろうという話になり、最上下悠斗はストーリーを担当する事になった。
その際に小説も本格的に書き始め、彼らのオリジナルゲーム小説『リエノリア』を書き始めた。物語を書き進めていくが、他の四人は次第にチャットへ来なくなってしまう。
三部まで書き終えた頃にはすっかり疎遠となってしまい、あてもなく悠斗は推敲する。
そんなある日、目が覚めると彼は船の中にいた。
わけのわからぬまま、船が到着した先は――リエノリアの最初の舞台となる国、オルランテだった。
文字数 108,784
最終更新日 2019.02.09
登録日 2019.01.19
二年前、異世界で魔王を討伐した楠野浩介(くすのこうすけ)は自分の住む世界に戻ってきた。しかし二年という歳月は彼の人生にとっても大きな亀裂を招いてしまう。
英雄と呼ばれるも今ではニート、剣を振っていたのに今では掃除用具を振っている。次第に堕落してそんな日々に慣れてしまった浩介。
元英雄、今はニートである彼だが、少しずつその日常に変化が起きはじめる。
※小説家になろうにて2016/12/19から掲載させていただいた「異世界帰りの駄目英雄」の書き直し版となっております。あちらとは内容が少々違う感じと、あちらでは完結しておりますが続きも書く予定です。
文字数 175,298
最終更新日 2018.12.15
登録日 2018.07.06
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