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1度目の求婚は拒絶された。彼女には訳があったから。
2度目の求婚は受け入れられた。実は相思相愛だったから。
3度目の求婚は、最終確認だった。
じれったいぐらいゆっくり愛を育んだ二人は、いよいよ夫婦となる。
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「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」の後日譚2です。
本編のネタバレがありますが、こちらだけでもお楽しみ頂けます。
「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」
↓
「出戻り令嬢の3度目の求婚」
↓
「訳あり令嬢と騎士の訳ありな挙式」←本作
という時系列です。
文字数 64,132
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.02.25
普通に過ごせば交わることのなかった、身分差のふたり。すれ違いながらもおよそ3年後し。晴れて婚約関係となったキルシェとリュディガー。
キルシェは復帰した大学で卒業間近となり、身の振り方を最終決定するその日が近づきつつあった。
そんな折、「考え直すか?」__と、リュディガーから思いもよらぬ言葉を告げられた。
上流階級のキルシェと無位だったリュディガーの、三度目の求婚までに起きた物語。
※「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」(https://www.alphapolis.co.jp/novel/1922428/19443443)の端折った話__番外編。
※こちらだけでもお楽しみいただける構成ですが、本編のネタバレが含まれます。
※他サイト様にも掲載
文字数 181,022
最終更新日 2024.02.12
登録日 2023.01.20
「私と結婚してほしい」リュディガーらしい真っ直ぐな飾り気のない求婚に、訳ありのキルシェは胸が締め付けられるほど苦しさを覚えた。
「貴方は、父の恐ろしさを知らないのよ……」
令嬢キルシェは利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく希望であった帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置にもなったから。
そんなある日、暇をもらい学を修めている龍騎士リュディガーの指南役になり、ふたりはゆっくりと心を通わせ合っていく。自分の人生には無縁と思われていた恋や愛__遂には想い合う人から求婚までされたものの、彼の前から多くを語らないままキルシェは消えた。
彼女は、不慮の事故で命を落としてしまったのだ。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※本編は完結となりますが、端折った話は数話の短いお話として公開していきます。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの 〜龍の騎士団と片翼族と神子令嬢〜」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成になっています。
文字数 742,493
最終更新日 2023.01.16
登録日 2021.01.16
往古__天綱の下に均衡を保つ時代
神の祝福と呪いとを受け
千代に八千代に栄える
エーデルドラクセニア帝国
と呼ばれる国があった。
必ず双子で生まれてくる種族・ケルビム族。寿命は長くても50年。片割れだけなら25年__短命ゆえ<忘却>こそ罪とする彼ら。その族長が<禍事の神子>の神殿へ侵入し、龍騎士と相打ちになる事件が起こる。
帝国が世界に誇る、龍を駆る少数精鋭部隊・<龍帝従騎士団>に所属する龍騎士ロンフォール。
ある日気がつくと、彼は広い草原に独り放り出されていた。自身が置かれている状況を把握する間もなく、突然の殺気とともに現れる魔物。
窮地に陥った時、現れたのは一匹の白い大きな犬と、その犬に導かれて現れたケルビム族の一味だった。
そこで自分が記憶喪失している事実に気づく__。
どうして彼は草原に放り出されていたのか。
謀略に嵌っているのか、それともただ出奔しただけなのか。
出奔したのならば何故なのか。
これは黄昏の時代、宿命と天綱に足掻くものどもの物語。
※区切りがよいので、これでひとまず完結といたします。同じ世界観を使った物語(異世界恋愛)で公開しております。→「訳あり追放令嬢と暇騎士の夢の緒の」
※他サイト様にも連載
※「Pixiv」様では本作の裏舞台、表舞台とも言えない物語を漫画で不定期更新。
https://www.pixiv.net/artworks/85324687
文字数 184,851
最終更新日 2021.01.24
登録日 2020.12.22
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