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恋愛 連載中 長編
 大国モルゲンレーテの三大侯爵家の一つ、アルムガルト家の、アルテ・フォン・アルムガルト侯爵令嬢として生まれた私は、前世の記憶を持っていた。  そんな私が出会ったのは、同じく前世の記憶を持つヴュートリッヒ家の令嬢、アリアドナだった。  アリアドナは私に、ここが〝花畑の聖女〟という題名の、恋愛小説の中だということを教えてくれた。原作小説を読みこんでいるアリアドナは、未来で起こる出来事がわかるらしい。  だけど序盤までしか読んでいない私は、物語の結末を知らなかった。  私はアリアドナのことを友達だと思い、信頼して、政略婚の相手が決まった時も、彼女に相談した。 「この結婚で、私は幸せになれる?」 「大丈夫、幸せになれるよ」  私はアリアドナの言葉を信じて、結婚する。  ーーーーだけど結婚生活は地獄だった。  それでも私はアリアドナの、幸せになれるという言葉を信じて、地獄のような日々を耐えていた。  一年後のある日、ある人物が私に会いに来た。  私やアリアドナと同じく、前世の記憶を持つというその人物が言った。 「アリアドナはあなたに、嘘をついたんですよ」  彼は、原作のアルテ・フォン・アルムガルトが、嫁ぎ先の家で虐待され、心を病み、やがて政界を裏から操る悪役になることを教えてくれた。  そして原作のアルテは物語の最終章で、ラスボスとして処刑されるのだという。  彼は今のアリアドナが、原作ヒロインの役を奪い、主人公のようにふるまっていることも教えてくれた。 「アリアドナの目的ははっきりしています。ーーーー原作ヒロインの立場を乗っ取って、皇后になることです。そして目的の邪魔になる要素は徹底的に排除、もしくは望み通りに操ろうとしている」  アリアドナの目的は、原作のヒロインの立場を奪い、原作通りに私を処刑することだった。  それを知った私はーーーー。
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文字数 437,173 最終更新日 2023.02.03 登録日 2023.01.30
 カーヌス神聖王国の国王は代々、ドラゴンを召喚する力を受け継ぐ。  十三代目国王、エセキアスは表向きは好青年を演じていたものの、実は自己中心的で狂暴な人物だった。  そんなエセキアスの花嫁になったルーナティアは、嫁いだその日の夜に、自分が望んだ花嫁じゃなかったという理由で、後遺症が残るほどひどい暴力を受ける。  その後エセキアスの暴政によって、信頼は失われ、国民は暴動を起こした。  するとエセキアスは逆上し、ドラゴンの力で、カーヌスの首都ブランデを火の海に沈め、国民を虐殺する。  炎に追われ、塔の最上階まで追い詰められたルーナティアは、そこから身を投げるが、目覚めると、結婚式の前日まで時を遡っていた。  動揺するルーナティアに、魔王の使者を名乗る鴉が話しかけてきて、魔王の居城に来るようにうながしてくる。  狂王エセキアスを止めるため、ルーナティアは魔王になって奮闘する。  116話で完結します。
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文字数 341,699 最終更新日 2021.03.04 登録日 2021.02.04
恋愛 完結 長編
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。
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文字数 170,490 最終更新日 2020.07.19 登録日 2020.07.08
 辺境の小部族である嶺依(りょうい)は、偶然参内したときに、元康帝(げんこうてい)の謎かけを解いたことで、元康帝と、皇子俊煕(しゅんき)から目をかけられるようになる。  その後、後宮の宮殿の壁から、死体が発見されたので、嶺依と俊煕は協力して、女性がなぜ殺されたのか、調査をはじめる。  壁に埋められた女性は、何者なのか。  二人はそれを探るため、妃嬪達の闇に踏み込んでいく。  55話で完結します。
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文字数 129,603 最終更新日 2020.05.15 登録日 2020.05.01
 ルシヨンの領主の娘、カロルは、婚約者を友人に奪われ、父を亡くした直後、今度は領地と財産を叔父に奪われて、絶望のどん底にいた。  そんな時、町では知らない人はいないと言われるほど有名だった女傑、アンティーブ辺境伯夫人が何者かに殺害されるという事件が起こる。  たまたま王宮を訪れて、自分の推理を話したカロルは、偶然、話を聞いていたノアム陛下に能力を認められて、アンティーブ辺境伯夫人を殺害した犯人を捜してほしいと頼まれた。  犯人を見つけることができたなら、見返りとして、ノアム陛下が領地と財産を取り戻す手伝いをしてくれると言う。  隠し部屋、錬金術、ミイラ――――次々と出てくる事実に戸惑いながらも、領地を取り戻すため、カロルは奔走する。  41話で完結です。  毎日、12時、18時、22時に一話づつ更新します。  一部暴力的、グロテスクと感じる表現があるかもしれません。
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文字数 84,219 最終更新日 2020.03.05 登録日 2020.02.21
一人で、生きていく道を見つけたい。 北鬼国という、鬼が支配する国で、私は一応、お姫様の身分にいる。 だけど過去に襲撃に巻き込まれたあげく、顔や身体に傷を負い、傷物と見なされ、厄介者として扱われていた。 なので、結婚相手も見つからない。世話役が結婚相手を見つけようとしてくれるけれど、縁談はまとまらず、顔も知らない人から振られ続けている。 このままじゃいけない。 この状況から抜け出すため、一人で生きていく力を身に着けよう! この小説は、小説家になろうにも投稿しています。 ごめんなさい、今は連載を休止中です。しばらくお待ちください。
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文字数 251,197 最終更新日 2019.12.11 登録日 2019.07.12
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