チームづくりの教科書

昨年20年ぶりの日本一に輝いた髙津臣吾監督率いる東京ヤクルトスワローズは、今年も序盤から圧倒的な強さを見せつけ、ついにセ・リーグ2連覇を成し遂げた。若手選手が次々と台頭し、主力・ベテランが思う存分力を発揮するそのチーム力は、スワローズの新黄金時代の到来すら予感させる。全ての選手が明るく楽しく野球を楽しみ、かつ勝負にも負けない――髙津監督はこの理想のチームをどのようにつくり上げたのか。

■単行本 ■定価 1,650円(10%税込) ■2022年 10月12日刊行

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著者プロフィール

髙津臣吾

1968年広島県生まれ。東京ヤクルトスワローズ監督。広島工業高校卒業後、亜細亜大学に進学。90年ドラフト3位でスワローズに入団。93年ストッパーに転向し、20セーブを挙げチームの日本一に貢献。その後、4度の最優秀救援投手に輝く。2004年シカゴ・ホワイトソックスへ移籍、クローザーを務める。開幕から24試合連続無失点を続け、「ミスターゼロ」のニックネームでファンを熱狂させた。日本プロ野球、メジャーリーグ、韓国プロ野球、台湾プロ野球を経験した初の日本人選手。14年スワローズ一軍投手コーチに就任。15年セ・リーグ優勝。17年に2軍監督に就任、2020年より現職。