プリキュアはこの先2023年に、「プリキュア20周年」を迎えます。
かつて2018年の「プリキュア15周年」時には、当時の最新シリーズ『HUGっと!プリキュア』内で大きなプロモーションがかけられ各所で話題となり、売り上げを伸ばした前例もあります。
この先「プリキュア20周年」に向けて、さまざまな動きが活発になっていくものと思われます。
少子化などの影響も当然あり、売り上げ維持のためにはプリキュアも、これまでの未就学児だけではない、ターゲット層の拡大は急務なのかもしれません。
ただ、大人へとターゲットを拡大していくためには、まずは「しっかりとした子ども向け作品を作る」ことが大切なのではないかと筆者は考えます。
「大人になってプリキュアに帰ってくるファン」は、子ども時代に観たプリキュアが心に残る楽しい作品だったからこそ帰ってくるのですから、まずは「現行作品」をしっかりと今の子どもたちに向けて作っていくことこそが肝要なのです。
?2021年放送の『トロピカル~ジュ!プリキュア』は、“今の子どもたち”に向けて、本当に楽しくしっかりと作られた作品なので、なんの心配もいらないとは思いますけどね。
(文=kasumi/「プリキュアの数字ブログ」管理人)
●kasumi(かすみ)
愛知県在住、プリキュア好きの会社員。2児の父。データからプリキュアを考察する「プリキュアの数字ブログ」を執筆中。同ブログにて2016年4月1日に公開した記事「娘が、プリキュアに追いついた日。」は、プリキュアを通じた父娘のやりとりが多くの人の感動を呼び、多数のネットメディアに取り上げられた。現在、ウェブメディア「ねとらぼ」にてプリキュア分析記事『サラリーマン、プリキュアを語る』を連載中。