話をまとめるのが苦手な人が知ると便利な超裏技

①守秘義務を守る
②信頼関係を構築できる態度を心がける
③お互いに目的を共有する
 

とくに、部下以外の後輩などと1on1をしていると、メンティ(相談者=部下や後輩)の直属の上司など第三者から「1on1でどんなことを話しているか教えて」と聞かれるケースがありますが、たとえ上司が相手でも、守秘義務と相手の信頼を守るべく、「言わない」ということで、信頼関係を維持することができます。

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どうしても何か報告しなければならないことがあるのであれば、本人の許可を得るといった丁寧なコミュニケーションが必要です。

これらを念頭において、1on1に必要なメンタリングのスキルを磨いていけば、きっと意味のある1on1を実施できるはずです。

「信頼関係構築」「傾聴」「深堀」「助言」そして今回ご紹介した「クロージング」といったメンタリングスキルは、部下や後輩とのキャリア1on1のみならず、プライベートや仕事においても多いに役立つでしょう。