7. 休みを与える
数々の研究からわかっているように、ダッシュが効果的なトレーニングになるのは、適切な休息と組み合わせたときだけだ。チームの回復のための時間を確保すること。特に自分は大丈夫だと過信しているメンバーを休ませることが大切だ。直属の部下であれば、休ませるのは簡単だろう。問答無用でその日は(あるいはもっと長く)家に帰せばいいだけだ。
8. 仕事以外の人生もあることを認識する
誰かの多面性を認めていることを伝える方法はいろいろある。だから、相手の子どもに興味がないなら、スパイダーマンがテーマのパーティーについて詳しく聞く必要はない。ただ残業や休日出勤を最小限にするだけでも十分に効果はある。子育てや親の介護はやはり女性が担うことが多いので、相手が女性であればこの方法は特に有効だろう。
9. 心からの感謝を具体的に伝える
本当にありがたいと思っていることがあるなら、その感謝の気持ちを本人に伝える。相手の行動と、それがもたらした効果を具体的に描写する。自分の献身をもっと相手に印象づけたいなら、感謝の手紙や、お礼の品など、何か形のあるものを贈るという方法もある。ありきたりな方法でまったく問題ない。花束を贈られて喜ばない人などいるだろうか?
10.「私」を減らし、「私たち」を増やす
言葉には大きな力がある。言葉によって現実を変えることも可能だ。手始めに、自分が1日で何回「私」という言葉を使っているか数えてみよう。そして次に、そのうちの適切な割合を「私たち」に置き換える。さらに「あなた」も増やすことができたら加点対象だ。たとえば、「あなたの希望と夢をかなえるために、私たちに何ができるでしょう?」というように。