朝のネガティブな気持ちがなくなるルーティン

たとえば、かつての僕は「午前2時に寝られれば早いほう」という夜型の生活を送っており、それなりに充実しているような気になっていました。それが単なる勘違いだったと気づいたのは、朝型に切り替え、朝のルーティンをこなす習慣がついてからのこと。朝型にしてみた結果、早く起きて毎日決まった同じことをすると、純粋に気持ちがよく前向きになれるということがわかったのです。

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ですから、ブレインコーチとして活躍するジム・クウィック氏が書いた『LIMITLESS 超加速学習人生を変える「学び方」の授業』の中に、以下のような記述を発見したときにも大きく共感できたのでした。

「なぜ朝のルーティンが大事なのだろう? 一連の簡単な行動で脳を目覚めさせ、1日をトップギアで始めることには計り知れないメリットがあると、僕は確信している。1日の早い時間に勝利のルーティンを作れたら、世界的指導者のトニー・ロビンズが言う『勢いの科学』の恩恵も受けられる。一度コマが回りだしたら、静止状態から始めるよりはるかに少ない労力で達成し続けられるという考え方だ」

ここからもわかるように、「規律正しい朝のルーティン」はとてもよい影響を与えてくれるのです。長きにわたって自堕落な生活を送ってきたからこそ、なおさらそう感じます。

「いやいや、午前中は頭がボーっとしちゃうんで、スッキリなんかするはずないです」というご意見もあるかもしれませんが、それは朝のルーティンを習慣化することで確実にクリアできます。実際にやってみれば、それは比較的短期間で実感できるはず。騙されたつもりで、ぜひとも一度試してみてください。