国内のコロナ感染者も減少の一途をたどり、WHOのテドロス事務局長も「終わりが見えている」と発言をするなど、いよいよ長いトンネルの先の光が見えてきました。
そこで気になってくるのが、感染対策として普及した「マスクの着用」は今後どうなるかという問題です。
故安倍晋三元首相の国葬には、
さらに10月からは、海外からの観光客も、規制が緩和され、訪日が可能になります。
そういった人たちにも「マスクの着用」をお願いすることになるのでしょうか。
はたして、私たち日本人が「マスクを外せる日」は来るのか。
これから、間違いなく大きな論議を呼ぶと思われる「日本人とマスク問題」について掘り下げてみましょう。
イギリスのエリザベス女王の国葬で、日本人の多くがその厳かさに胸を打たれると同時に、誰ひとりマスクをしている人がいないことに、改めて衝撃を受けたのではないでしょうか。
実際、海外では「ほぼノーマスク」という国がほとんど。一方の日本では、感染リスクがほとんどないと思われる屋外でも「マスクをしたまま」という人が大多数で、この「一億総マスク」の状況は、世界的にも極めて異例です。
「外したくても、周囲の目が気になって外せない」という人も、逆に「つけているほうがラクだし安心」という人もいるでしょう。
私の会社で、日本全国の1200人に独自調査を行ったところ、コロナの感染リスクがないとしても、「マスクなし会話に抵抗がある」という人がなんと、53.3%にも上りました。10代女性に至っては、66.0%が「抵抗あり」という高い割合です。
その理由として、
という結果でした。「マスクなし会話に抵抗がある」と回答した人のうち、
と答えました。つまり、