いやいや、「それはキモイと思われるに決まっている」と思う人もいるかもしれません。もちろん、特定のたった1人の女性や男性に「好き好き光線」を浴びせかければ、それは確かに怖いです。
ここで大事なコツであり簡単なルールは、「老若男女、誰に対しても分け隔てなく、興味を持ち、話を聞こうとすること」です。
コミュニケーション術の大家デール・カーネギーのこの言葉は、まさに「コミュニケーションの1丁目1番地の絶対ルール」です。
あなたは知らず知らずのうちに、「自分をよく見せる」ことだけに執着し、相手への興味を失っていませんか。
「自分を面白い(I am interesting)人間に見せたい」と一生懸命、自己アピールをするよりも、「相手に興味を持つ(I am interested)」ほうが、よっぽど相手には好かれるものです。
「私って面白いでしょ」「僕ってすごいでしょ」と滔々(とうとう)と話されるより、一生懸命に話を聞いてくれ「君って面白いね」「君ってすごいね」と言われるほうが100倍うれしいものですよね。
「老若男女、誰に対しても分け隔てなく、相手を好きになり、興味を持つ。その気持ちを表情やジェスチャーに込めて、相手の話を真摯に聞く」。本当にこのたった1つの簡単ルールだけで、人間関係はぐんとラクになるはずです。ぜひ、試してみてください。