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何なのこのひらひらスーツ?これが入社式用ですって?
私上柳千代子は、こともあろうか入社式の朝、家の階段から落ちてしまいました。
目覚めると前世の記憶が。「そうだ私、ひひ爺に嫁ぐはずだったんだ」前世では、町工場を営んでいる大家族の長女。しかし不景気のあおりを受けて、会社は倒産寸前。
結婚前、独身最後の記念に食糧確保と久しぶりの休養を兼ねて、大好きな釣りへいってきます!
けれどそこで足を滑らして死んでしまったのですね。
それでここはどこですか?もしかしなくてもここって家にあった少女漫画の世界じゃない!
え~私って、大企業のお嬢様なの!やったぁ!
今世ではお金の苦労無しねって喜んでいたらまさかの悪役なの?!がっかり。しかも髪型は変だし、いいなずけさんにストーカーまがいのことまでしてたんですかそうですか。嫌われるわけですよね。
わかりました。こんなコスパの悪いへんてこな髪型は封印させていただきます。いいなずけさんも結構です。
私は私で生きていきます。なんせ前世と違い、お金持ちなんで笑。
※本編完結済。○○視点が続きます。
文字数 238,503
最終更新日 2021.04.29
登録日 2020.05.31
私大城冬子は18歳。今年の4月から大学へ進学予定、のはずだった。なのに今いるここはどこなの?
目の前にはまるで敵でも見るかのように鋭い目つきで自分を見ている男の人が。
私は母と祖母の三人で、取り壊す予定のお蔵で荷物の整理をしていた。そしてそこで曾祖母が使っていた鏡台を見つけた。その鏡台には隠し扉があり、その中にひっそりと今冬子が身に着けているネックレスが入っていた。
あまりにきれいで私は気まぐれにそのネックレスを付けてみたのだった。まさか自分が別の世界に飛ばされるとも思わずに。
女の子の曾祖母に恋をして探し続けていた公爵と何かのはずみで突然飛ばされてしまった女の子のお話し。
文字数 15,553
最終更新日 2021.02.02
登録日 2020.10.13
私の世界には、番(つがい)という厄介なものがあります。私は番というものが大嫌いです。なぜなら私フェロメナ・パーソンズは、番が理由で婚約解消されたからです。私の母も私が幼い頃、番に父をとられ私たちは捨てられました。でもものすごく番を嫌っている私には、特殊な番の体質があったようです。もうかんべんしてください。静かに生きていきたいのですから。そう思っていたのに外見はキラキラの王子様、でも中身は口を開けば毒舌を吐くどうしようもない正真正銘の王太子様が私の周りをうろつき始めました。
本編、王太子視点、元婚約者視点と続きます。約3万字程度です。よろしくお願いします。
文字数 34,221
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.03
おっとりのんびりの“籐乃かん子”。頭脳明晰・容姿端麗けれど猫の皮を何枚もかぶっている兄のせいで、見た目はいいのに性格がちょと残念な子に。しかも彼氏いない歴イコール年齢24歳になってしまった。そんな恋愛とは無縁の生活を送ってきたかん子にも、ついに恋の予感?
でも相手は、ただものじゃない。はんぱなくかっこいいけれど、天敵?俺様?
文字数 73,572
最終更新日 2020.06.01
登録日 2020.04.12
私モリッシュ・ペートンは伯爵令嬢です。3日前に婚約者であるサミエル・コールマス公爵子息が、話があるとペートン伯爵邸にやってきました。そこで好きな人ができたから婚約破棄してほしいといわれました。相手は公爵家です。逆らえません。私は悲しくて3日間泣き通しでした。
ですが今、幼馴染のエドワルドとお茶をしています。エドワルドにはずいぶん心配をかけてしまいました。
あれ?さっきまですごく悲しかったのに、今は元気です。
実はこの婚約破棄には、隠された秘密がありました。
※サミエルのその後編始めました。よろしくお願いいたします。
文字数 42,659
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.10
私には秘密がある。それは満月の前後三日間だけ絶世の美女になれるというものだ。しかも私ってかぐや姫の子孫なんだって。うらやましい?人はそう思うかもしれないけれど、そんなにいいもんじゃない。初恋だって砕け散っちゃったんだから。でも私には夢があるから大丈夫!
変身した私に恋したはずの幼馴染葉ヶ井俊介と私(いつもは地味顔)笹竹琴子の恋になるかもしれないお話し。
文字数 125,733
最終更新日 2020.05.26
登録日 2020.02.09
公爵令嬢ナリス・レリフォルは、侯爵子息であるカリロン・サクストンと婚約している。カリロンは社交界でも有名な美男子だ。それに引き換えナリスは平凡でとりえは高い身分だけ。カリロンは、社交界で浮名を流しまくっていたものの今では、唯一の女性を見つけたらしい。子爵令嬢のライザ・フュームだ。
ナリスは今日の王家主催のパーティーで決意した。婚約破棄することを。侯爵家でもないがしろにされ婚約者からも冷たい仕打ちしか受けない。もう我慢できない。今でもカリロンとライザは誰はばかることなくいっしょにいる。そのせいで自分は周りに格好の話題を提供して、今日の陰の主役になってしまったというのに。
そう思っていると、昔からの幼馴染であるこの国の次期国王となるジョイナス王子が、ナリスのもとにやってきた。どうやらダンスを一緒に踊ってくれるようだ。この好奇の視線から助けてくれるらしい。彼には隣国に婚約者がいる。昔は彼と婚約するものだと思っていたのに。
文字数 35,508
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.04.19
公爵令嬢キャスリン・ダイモックは、王太子の思い人の命を脅かした罪状で、毒杯を飲んで死んだ。
はずだった。
目を開けると、いつものベッド。ここは天国?違う?
あれっ、私生きかえったの?しかも若返ってる?
でもどうしてこの世界にあの人はいないの?どうしてみんなあの人の事を覚えていないの?
私だけは、自分を犠牲にして助けてくれたあの人の事を忘れない。絶対に許すものか。こんな原因を作った人たちを。
文字数 204,779
最終更新日 2020.04.09
登録日 2020.01.12
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