しがわか

しがわか

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刺繍を愛してやまないローゼリアは父から行き遅れと罵られていた。 高貴な相手に見初められるために、とむりやり夜会へ送り込まれる日々。 しかし父は知らないのだ。 ローゼリアが夜会で”壁の花”と罵られていることを。 そんなローゼリアが参加した辺境伯様の夜会はいつもと雰囲気が違っていた。 それもそのはず、それは辺境伯様の婚約者を決める集まりだったのだ。 けれど所詮”壁の花”の自分には関係がない、といつものように会場の隅で目立たないようにしているローゼリアは不意に手を握られる。 その相手はなんと辺境伯様で——。 なぜ、辺境伯様は自分を溺愛してくれるのか。 彼の過去を知り、やがてその理由を悟ることとなる。 それでも——いや、だからこそ辺境伯様の力になりたいと誓ったローゼリアには特別な力があった。 天啓<ギフト>として女神様から賜った『魔力を象るチカラ』は想像を創造できる万能な能力だった。 壁の花としての自重をやめたローゼリアは天啓を自在に操り、大好きな人達を守り導いていく。
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小説 111 位 / 190,419件 ファンタジー 13 位 / 43,989件
文字数 90,051 最終更新日 2024.09.16 登録日 2024.08.24
エリックと婚約発表をするはずだったその日、集まった招待客の前で言われたのは思いがけないセリフだった。 「君が大嫌いだった」 そういった彼の顔はなぜかとても悲しそうだった。 哀しみにくれて帰宅した私は妹に悲嘆を打ち明ける。 けれど妹はあの日から目を覚まさないままで——。 何故彼は私を拒絶したのか。 そして妹が目覚めない理由とは。 2つの答えが重なるとき、2人はまた1つになる。
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小説 6,950 位 / 190,419件 恋愛 3,167 位 / 57,495件
文字数 8,057 最終更新日 2024.08.30 登録日 2024.08.30
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