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初めてリュカに会ったのは空中で落下している時だった。顔は好みだけど言動が失礼な彼。ミレーユは彼のツガイだと知らされて戸惑った。
彼と出会う前の穏やかな日常は、母の急死の報を境に変わった。精霊王のおかげで平穏な日々が訪れたのも束の間だった。三聖獣のツガイ、両親の真実、精霊王の宿願、次々に巻き込まれていく。
ミレーユにどうしようもなく惹かれるリュカとの出会いが導く未来とは。
文字数 64,350
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.12
魔法陣の紋様に個性が反映される世界。
同じ魔法陣は一つもない。
愛し合っていると思っていた王太子から、婚約を破棄されたシルビア十八歳。
冤罪で審問を受けさせられてその世界から消失した彼女は、記憶を持ったまま六歳の誕生日の前日に戻った。
二周目の人生は適当に生きたが、結局また審問された。その時シルビアは見たことのない紋様をまとって咲いた魔法陣を見つけた。
紋様が誰のものか調べたし、他にも思いつく限りのことはしたが、結局審問され、また同じ日に戻って来てしまう。
五度目の今回は、まだ試していないアレを試す。この繰り返しを終わらせるために、今まで絶対にしなかったことをすると心に決めていた。
シルビアは十九歳になれるのか。
文字数 10,448
最終更新日 2025.01.20
登録日 2025.01.20
聖女教会序列第八位のマリオン・ウォーカーは隣の隣の国、チェンバレン王国に派遣された。指定された場所へ行くと飾り立てられ、聖女出張も良いかもと思った矢先、偽聖女の詐欺師と言われて国外に追放された。そこで何かが臭った。においがあるという事は、浄化が必要な場所があるという事だ。臭いものは浄化する!と進んだ結果、収入が増えた!
文字数 14,978
最終更新日 2025.01.18
登録日 2025.01.17
王太子が掲げた魔道具から伸びた光の帯。その光の帯が包んだ相手が王太子妃となる。王都中のが女性を集めて儀式が始まったが異変が起きた。
*王太子の運命の相手を見つける儀式の顛末の話(表題作)とその儀式に関わった三人が何を思って行動し、その後どうなったのかという登場人物視点の短編三作の連作短編集です。
*なろう様に投稿した、表題作と登場人物視点の短編三作品に加筆訂正したものです
文字数 17,916
最終更新日 2025.01.10
登録日 2025.01.09
それぞれが結界で覆われた二つの国があった。一つは四龍が加護という名の下に監視をしている国、ユーエラニア。もう一つは龍に保護された猫族が暮らすネオコルム。ユーエラニアの公爵家に生まれたニーナ・パルニアは、白龍の龍玉のお気に入りだったが、両親の温もりを知らぬまま育った。一人の少女の願いから始まった、白き龍とその愛し子を巡る物語。
なろう様に投稿した「白虹の愛し子は猫に懐かれる」の構成や内容を変更、修正したものに、最終話「その後」を加えたお話です。
文字数 67,467
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.11.21
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