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世界各地に散らばったイザベル姫の「喜・怒・哀・楽」の魂を悪用する者から人々の感情を取り戻すために戦う者達がいた....。
【登場人物紹介】
アストリア: この物語の主人公で双子の弟セラフィスをもつ。生まれつき目が不自由。正義感が強いが、多少自分本位で未熟な面もある。剣術の腕は超一流で、必死技は強力な雷撃を放つ「フルメン・デイ(神の雷)」。
セラフィス: 冷静沈着で知的なアストリアの弟。生まれつき足が悪いため戦闘では指揮官的役割を担う。かつては自らの過ちから魂としてアストリアの中に存在することになってしまい、彼を導く役割を担っていた。「スキャニング」という敵を即座に解析する能力に優れ、敵の弱点を見抜くことに長けている。
マチルダ: 強気で行動力があるが、内面に大きなトラウマを抱えている女性戦士。かつてガルム帝国現帝王ゾグナスに両親、友人を殺されたため、ゾグナスとは因縁の相手。炎を操る技を得意とし、必殺技「サギッタ・アルデンス(燃え盛る矢)」で敵を圧倒する。
ローハン: いつも穏やかで皆のムードメーカー的存在のドワーフ。人知れず劣等感に苦しんでおり、弟との暗い過去を持つが、アストリア達との旅を通じて成長を遂げる。必殺技は大地の力を使いこなす「フロル・テルリス(大地の怒り)」。
ギルバート: 冷静で義理堅い魔導士。かつては世間に誤解され、社会から身を隠していた。現在はアストリア達と協力しながら戦っている。転送魔法などのサポート的立ち回りが得意。マチルダの父親とは親友だった。
ハウロン: 人間と魔獣の共存を目指す心優しきミノタウロス。自分と同族であるゾグナスがマチルダの心に深い傷を残したことに対し自責の念を感じている。
性格も能力も異なる仲間達は、時に対立しながらも、数々の強敵や困難に立ち向かっていく。
これは、過去の傷に囚われながらも新たな絆を築き、心の闇を乗り越えていく仲間達の成長の物語です。冒険と戦いの中で「人間らしさ」を問い直していきます。
文字数 82,500
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.11.14
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