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恋愛 連載中 長編 R15
我が家は父子家庭だ。 俺が生まれて間もない頃、両親は離婚し父親に引き取られた。 離婚理由など知る由もなく、ずっと親子ふたりで生きてきたが。 高校二年の六月某日。 仕事を終え帰宅した親父から頼みごとがあると言われた。 内容は知り合いの家に手土産持参で挨拶してきて欲しいと。 お門違いじゃないかと思いつつも、知り合いの家には娘ばかり六人居るそうで。 俺にとってもメリットあるだろうって。 釈然としないものはあったが、夏休みを利用し、とりあえず会ってみることにした。 だが、そこには想像だにしないことが。 親父はとんでもないクソ野郎だった。 いや、俺も同罪。 蛙の子は蛙なのか。 苦悩と歓喜と落胆と快楽織り交ぜたひと夏の出来事。 ※方言が出てきますが作者は地域毎の方言を知りません。ネットで調べた程度です。  誤りなど多数あると思いますが、ネイティブスピーカー以外の方は指摘等ご遠慮願います。 ※描写は緩いですが近親者同士の関係を描いていますので、嫌悪感を示す方は絶対に読まないでください。 ※2022年7月カクヨム公開済みでしたが、現在は削除しているので掲載はしていません。
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小説 4,646 位 / 196,444件 恋愛 2,559 位 / 58,344件
文字数 47,382 最終更新日 2025.03.31 登録日 2025.03.17
日本で高校一年生だった主人公の男子。 ある日突如として異世界に転移させられた。 よくある転移や転生によるチート能力は一切無く、実に平凡な状態のままで異世界に放り込まれる。 その世界は元の世界で言えば十九世紀末くらいだろうか、ガス灯や蒸気機関が存在していた。 元の世界と大きく異なるのは数多くの地下迷宮が存在すること。 迷宮内部にはモンスターが跋扈している。 そして迷宮探索者と呼ぶ職業の存在。 突如異世界に放り出された主人公だったが、未成年者と言うことで保護される。 親切な人の手により農家を紹介され生活には困らない状態になるも、二年経過した頃、独立すべく他の町へ出向くことに。 しかし農家出身では職業に就けず門前払いされ、唯一門戸を開いたのが運搬賦役協会という団体だった。 そこでスカラリウス、即ち軽量運搬賦役、つまりは荷物持ちになる。 本来の賦役とは金銭による納税の代わりに労役を課されるものだが、ここでは薄給労働者であり最下層の差別対象だったのだ。 暫くは農家の収穫物を運ぶ仕事に就いていたが、ある時、迷宮探索者パーティーを紹介されメンバーと契約することに。 だが、それが不幸の始まりだった。 迷宮探索者パーティーの荷物持ちとなるも、やはり迫害や差別があり日々無能と罵られることに。 パーティーリーダーに対し口答えの一切が許されず、何かある度に殴られ蹴られ、パーティーメンバーからも罵声を浴びせられる。 やめたいと思っても契約時に定めた違約金を支払う必要があり、その額はスカラリウスに払えるものではなかった。 結果、止むに止まれずパーティーの荷物持ちとして過ごす。 だが、そんな日々も終わりを迎える時が来る。 無謀な迷宮攻略を強行したことでパーティーは瓦解、メンバーは主人公を置き去りにして逃げ出してしまう。 迷宮にひとり取り残された主人公は必死になって地上を目指す。 満身創痍になりながらも地上に帰還した主人公だったが、力尽きて路上で意識を失った。 世の中には捨てる神あれば拾う神あり、だろうか。 実力者ばかりが集まった迷宮探索者パーティーに拾われたのだ。 そして新たな活動拠点を得た主人公は、徐々に頭角を現すのであった。
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小説 2,542 位 / 196,444件 ファンタジー 360 位 / 45,447件
文字数 125,711 最終更新日 2025.03.31 登録日 2025.02.20
「四十路で童貞のおっさんは他人の体に転生し異世界で無双する。主に下半身が」 日本で生まれ育ち不遇の人生を歩む主人公。 四十歳になって尚も童貞。モテなさすぎる人生。恋人すらできた例がない。 三十路で魔法使いならば四十路では賢者とか。 幾度となく人生をやり直せたら、などと思うも都合よく行くわけも無く。 だがしかし、奇跡は起こる。 普段通り営業車で地方に向かっていた時だった。 対向車がセンターラインをオーバーし正面衝突。 死んだ。 と思ったが。 気付くと突き抜ける青天が視界に入る。 そして異世界に転生したと知った。 しかも体は自分のものではなく他人の体だったのだ。 更には、その肉体は極めてハイスペック。 戦闘能力だけでなく外見もまた超絶イケメンだ。 日本ではモテない人生が一転、女性たちから熱い眼差しを向けられて。 最初の町で冒険者ギルド受付嬢との愉しみから始まる冒険の旅。 一発逆転人生はハイスペックイケメンの体で無双する。 主に下半身で。 さあ、次の町へ行こう。 まだ見ぬギルド受付嬢と女性冒険者が俺を待っている。 などと浮かれていられたのも今は昔。 なぜこうなったのか。
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小説 3,322 位 / 196,444件 ファンタジー 486 位 / 45,447件
文字数 85,073 最終更新日 2025.03.31 登録日 2025.03.05
女子は心底嫌いだ。 あんなのは蛆虫以下で存在自体も不要。 ある出来事から中学以降、ずっとそう思ってきたし、女子を徹底的に無視してきた。 女子と言えば、男に要求することばっかり多くて、その癖、じゃあ男に何を与えられるんだってなもんだ。 そんな思いでいつもの通学電車に乗ると、すぐ傍で体を微妙に動かし、泣きそうな表情の女子を見た。 その後ろに立つのは薄汚いおっさんだよな。 痴漢と気付くも勇気がすぐ出るわけじゃない。しかし犯罪行為を目の前でとなると。 気付けば痴漢を取り押さえることに成功していた。 そのせいで学校には遅刻。 助けた女子から礼のひとつも言われず仕舞い。 その翌日からだった。 助けた女子と電車内で毎日遭遇する、と言うか傍に居る。 しかも無言。 懐かれたのか、それともストーカー気質でもあるのか。 けれど、俺にとってその子との出会いは転機となった。 ※少々差別的な言葉が出てきます。  不快な表現もあるので、苦手な方は読まないようにしてください。 2022年11月カクヨム公開済み
24h.ポイント 0pt
小説 196,444 位 / 196,444件 恋愛 58,344 位 / 58,344件
文字数 31,487 最終更新日 2025.03.02 登録日 2025.02.21
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