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勇者ジルドランは少年勇者に称号を奪われ、一介の戦士となり辺境へと飛ばされた。
新たな勤務地へ向かう途中、赤子を守り戦う女性と遭遇。
助けに入るのだが、女性は命を落としてしまう。
彼女の死の間際に、彼は赤子を託されて事情を知る。
『魔王は殺され、新たな魔王となった者が魔王の血筋を粛清している』と。
女性が守ろうとしていた赤子は魔王の血筋――魔王の娘。
この赤子に頼れるものはなく、守ってやれるのは元勇者のジルドランのみ。
だから彼は、赤子を守ると決めて娘として迎え入れた。
ジルドランは赤子を守るために、人間と魔族が共存する村があるという噂を頼ってそこへ向かう。
噂は本当であり両種族が共存する村はあったのだが――その村は村でありながら軍事力は一国家並みと異様。
その資金源も目的もわからない。
不審に思いつつも、頼る場所のない彼はこの村の一員となった。
その村で彼は子育てに苦労しながらも、それに楽しさを重ねて毎日を過ごす。
だが、ジルドランは人間。娘は魔族。
血が繋がっていないことは明白。
いずれ真実を娘に伝えなければならない、王族の血を引く魔王の娘であることを。
文字数 122,542
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.20
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学校から帰宅途中の、外見清楚系・中身跳ねっ返りの女子中学生ユニ。
ユニは突然、研究素材として宇宙人に攫われた! 内臓を持っていかれちゃう?
しかし彼女は、そんなことさせないと暴れに暴れて、UFOをぶっ壊し、見知らぬ星へ墜落。
落ちた場所は魔法が存在する世界。
そこで魔法を覚えたユニは宇宙人と協力し、UFOの修理道具を求めて星々を駆け巡り、地球への帰還を目指す……のだが、ユニはあちらこちらの星々で活躍してしまい、私たち地球人があずかり知れぬ宇宙で地球人の名を広めていく。
時に神の如き存在であり、時に勇猛果敢な戦士であり、時に恐怖を体現したかのような悪魔の一族として……。
文字数 58,126
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.05.29
<この物語は、伯爵家で起きる殺人事件へと繋がる>
奴隷商人に両親を殺されて、奴隷となったドワーフの少女ルーレン(十歳)。
そのまま奴隷として売り飛ばされるはずだったが、彼女の持つ才能が身を助ける。
戦士と事務の二つの才能を持っていたルーレンは、奴隷商人の事務員として同胞のドワーフを数字に変えて売り飛ばし、戦士として他者の命を奪い生き抜いていく。
罪に塗れた日々が続く中、彼女は国に大きな影響力を持つ大貴族・セルガ伯爵と出会う。
伯爵はルーレンの隠された才能を知り、彼女をメイドとして雇い入れた。
メイドとなったルーレンは伯爵家の令嬢と友人になり、幸せな日々を送る?
文字数 104,642
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.10
国を興す! 王を育てる! 目指すは化け物が眠る封印の地!!
魔王アルラは異世界から訪れた牛を引き連れ、少女と共にそこを目指す。
どうしてそうなったかと言うと、魔王は怠惰の末に国を失い、国民から見限られたからだ!
だけど、それはそれで構わない。責務から解放されて自由になったわけだし。
その自由を魔王は興味惹かれた少女に使うつもりだ。
なにせその少女は全種族から忌み嫌われながらも、その者たちを助けるという酔狂な……もとい、高潔なる人物。
そんな少女が王に成ったらどんな世界を作るだろうか?
と言った、興味本位で魔王アルラは手に入れた自由を少女に注ぎ込む。
冒頭の異世界の牛ってなんぞや……と?
その牛は化け物によって全てを奪われた哀しみを背負う牛であり、冷たく閉ざされた魔王の心を開くことができる唯一無二の存在。
しかし、少女との旅を通じて、魔王の心の中に牛以外の者たちが宿り、心に大きな変化が起き始めるが……それはさておき、目標は少女を王に育て上げること。欲しいものは国家創設のために必要な大地。
魔王アルラたちはその大地を手に入れるために封印の地を目指す!!
文字数 277,538
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.31
異世界の少女からの復讐依頼。
報酬は死にかけている殺し屋へ自分の肉体を捧げ、新たな人生を渡すこと。
少女は亡霊のように現れ、報酬だけを置いて復讐内容を告げずに消えてしまう。
少女となった殺し屋は異世界での自分の立場を知る。
少女は伯爵の令嬢でありながら、家族から虐待を受けていた。
そこから殺し屋は復讐相手を家族だと断定し、伯爵家を乗っ取り、家族を破滅させつつ財を奪うことを画策する。
だが、その画策を横から奪われ、思わぬ惨劇へと発展してしまう。
この騒動によって、伯爵家には奇妙な謎があることを知り、さらに少女の復讐が本当に家族に向けたものなのかという疑問が浮かび上がる。
少女が目指す復讐とは? 誰に対する復讐なのか? 伯爵家の謎とは?
殺し屋は復讐相手を探し求め、謎に立ち向かう。
文字数 325,198
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.02.22
純粋で優しい心を持つ駆け出しの勇者フォルス。
彼が村から一歩出たところでヤンデレ魔王と出会い、初キスを奪われ、告白される。
さらに龍の少女に憑りつかれ、呪いの魔剣まで渡される。
次に出会った仲間たちは――
愛の名の下に暴走する危険な聖女。
自分に落ち度があれば自傷行為に走る伝説の女性勇者。
真昼間に宵闇の支配者を名乗る吸血鬼の王女。
みんな、フォルスよりも強い、一風変わりすぎた女の子たち。
当面の目的は王都で正式な勇者認定を受けること。
その旅路の間にフォルスはヤンデレ魔王のことを意識し始めるのだが、魔剣の力が二人の恋の邪魔をする。
これは恋に無頓着な勇者と、恋に臆病な魔王の冒険と恋の物語。
文字数 202,301
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.08.07
絵本に出てくる憧れの魔女を夢見て大魔法使いを目指す見た目はお淑やかな猫耳の少女ミコン。
だけど、その中身は正反対。不良を容赦なくぶっ飛ばすアグレッシブな少女。
そんな彼女は魔法の始祖と呼ばれる一族の末裔。
本来なら魔法が得意で当たり前だが、ミコンが故郷で覚えた魔法は古代魔法。
そのため、現代魔法の知識はさっぱりで都会の魔導学園では落ちこぼれ。
だからといって、ミコンはくじけたりしない。
持ち前の明るさと楽観的な性格で逆境をぶっ飛ばし、大魔法使いを目指す。
文字数 102,947
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.02.27
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
文字数 965,246
最終更新日 2022.02.28
登録日 2020.01.04
地球でぐーたらに過ごしていた見た目は少女。中身はおっさんの龍のアスカ。
だが、力の根源たる魔力が地球から失われ、仕方なく魔力が潤沢な異世界へ渡った。
渡った先で、理(ことわり)を紡ぐ錬金術士の少女ミュールと出会い、彼女の家に転がり込む。
最初の出会いはお互いにあまり良い印象ではなかったが、二人は共同生活を行いながら仲良くなっていく……ような気する。
登場人物は皆、倫理観がぶっ飛んだ連中ばかり。
勇者だけが善人。
文字数 63,226
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.05.14
人々からの迫害を恐れ、魔女ミラは森に引き籠っていた。
ところがある日、結界を張ったはずの森の中に少年が現れる。
彼は聞き覚えのない言葉を操る魔女を知らない不思議な少年。
ミラは自分を忌み嫌うことのない少年に心惹かれるが、長きの間孤独であったため、心を開くことを恐れていた。
それでも少年と過ごす日々は楽しい。
だが、ある時、すれ違いが生じる。
ミラは彼との間に生じた溝を埋めようとしなかった。埋める勇気がなかった。
それらは時の流れが解決してくれると思い、ミラは行動を起こさなかった。
そこに突然の別れが二人に訪れる。
文字数 88,871
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.04.25
魔王を倒せば世界に平和が訪れる!
そう、信じて魔王城まで訪れた。
だけど、そこで待っていたのは頭を抱えたくなるようなアホなトラップ。
クイズを出されたり、料理を作らされたり、心霊動画を見せられたりと意味不明。
それでも勇者である俺は諦めずトラップを打ち破り、魔王の部屋にたどり着いて見せる!!
文字数 19,862
最終更新日 2020.04.17
登録日 2020.04.10
勇者は魔王城で迷い、女魔王の寝室に飛び込んだ。
そこにあったのは女魔王がいつも横になっているベッド。
下着を納めているタンス。
彼は理性と野生の狭間で己を律しようと頑張るが、そこに女魔王が戻ってくる。
彼女は服を脱ぎ、シャワーを浴びようとするのだが……。
文字数 3,870
最終更新日 2019.12.29
登録日 2019.12.29
誰でもよかった系の人に刺されて笠鷺燎は死んだ。(享年十四歳・男)
んで、あの世で裁判。
主文・『前世の罪』を償っていないので宇宙追放→次元の狭間にポイッ。
襲いかかる理不尽の連続。でも、土壇場で運良く異世界へ渡る。
なぜか、黒髪の美少女の姿だったけど……。
オマケとして剣と魔法の才と、自分が忘れていた記憶に触れるという、いまいち微妙なスキルもついてきた。
では、才能溢れる俺の初クエストは!?
ドブ掃除でした……。
掃除はともかく、異世界の人たちは良い人ばかりで居心地は悪くない。
故郷に帰りたい気持ちはあるけど、まぁ残ってもいいかなぁ、と思い始めたところにとんだ試練が。
『前世の罪』と『マヨマヨ』という奇妙な存在が、大切な日常を壊しやがった。
文字数 915,672
最終更新日 2019.07.20
登録日 2019.06.27
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