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子爵家のクレムは、聖女の「お友達係」という名の教育係を長年務めていた。
ところが聖女に嫌がらせをしたとして、聖女の婚約者である第二皇子から帝都追放を命じられてしまった。
帝国を去るつもりで旅支度をしていたクレムのもとに、とある侯爵から急な婚約の申し出があった。
侯爵家は「竜」を持つ事で知られる名門で、クレムとは縁も所縁も無い。
困惑しながらも、クレムは侯爵領へと旅立った。
侯爵領での心構えは一つ。
――あまり、仲良くしない事だわ。
※ラブの要素やや薄め
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 17,646
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.29
若き辺境伯カークは新妻に言い放った。
「――お前を愛する事は無いぞ」
帝国北西の辺境地、通称「世界の果て」に隣国の貴族家から花嫁がやって来た。
誰からも期待されていなかった花嫁ラルカは、美貌と知性を兼ね備える活発で明るい女性だった。
予想を裏切るハイスペックな花嫁を得た事を辺境の人々は歓び、彼女を歓迎する。
ラルカを放置し続けていたカークもまた、彼女を知るようになる。
彼女への仕打ちを後悔したカークは、やり直しに努める――――のだが。
※シリアスなラブコメ
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 95,583
最終更新日 2024.11.21
登録日 2024.10.27
リエールは、国外逃亡中のシングルマザー。
潜伏先の半島国で検疫所の職員として働く傍ら、一人娘を大切に育てている。
帝国の皇太子こそが娘の父親なのだが、彼は四年前、戦場で行方知れずとなってしまった。
暗殺の危険を感じて出国したリエールは、ずっと皇太子の生還を信じて彼の帰りを待ち続けている。
そんなある日、半島国に外国からの一報が齎された。
――帝国の皇太子が生還。
朗報に喜んだのも束の間、続報によると、なんと生還した皇太子は婚約者を得たと言う。
自分こそが婚約者である筈のリエールは異国で一人、訳の分からない情報に困惑するのだった。
※ラブの要素やや薄め
※やや駆け足展開
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 62,035
最終更新日 2024.10.18
登録日 2024.10.05
嘗て日本人だった「私」は乙女ゲームの悪役令嬢になっていた。
卒業式当日、婚約者である王太子とヒロインとその仲間達によって断罪され、王都を追放される。
いよいよ日本の「思い出」を駆使して準備してきた、私のその後の人生が始まる――。
※一人称
※短めで駆け足
※ラブの要素やや薄め
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文字数 23,864
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.09.16
東の果てにある留学先から五年ぶりに帰国したレンヌは、再会した婚約者に一方的な婚約破棄を言い渡された。
破棄により予定が全て台無しに。
婚約者の後ろ盾を必要とする商売は始められず、受けた魔法兵学校も不合格となりもう散々。
ある日、十歳になる皇太子が奇病にかかっている事を新聞で知る。
幸い「星獣の卵」という特効薬で治るらしい。
それはレンヌからすればそれほど入手困難とは思えない代物だ。
けれど国は何故か手に入れるのに苦労している。
ややあって、皇帝から城下にお触れが出された。
――「星獣の卵」を奉じた者に褒賞を与える!!
この報に疑惑を抱いたレンヌは親友と共に皇帝の居城へと向かった。
そこで思いがけず大物に遭遇する――――。
※短め
※ラブの要素はやや薄め
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文字数 33,353
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.09.04
王女の侍女だったルピアは、あるやらかしの為に王宮を追い出されてしまう。
侍女をクビになり近衛兵の婚約者にもフラれ、お先真っ暗の彼女は働き口を探す事になった。
そんな時に出くわした知人から朗報が齎される。
「南の侯爵がメイドを募集してるってさ」
その侯爵は恐ろしい軍人として有名だったが、ルピアは職を求めて南部へと向かった。
ところが面接の当日、いきなり門前払いをされ、あえなく不採用に。
どうやら侯爵邸を仕切る看護婦長とやらに嫌われてしまったらしい。
時間を持て余したルピアは、街を散策中に孤児院を見付けた。
その孤児院には異国の孤児が多くいた。
シスターからボランティア教師を頼まれ、しばらく英雄の領地に留まる事にしたルピアは新たな取り組みを始める――。
※ラブの要素はやや薄め
※中盤からダーク風味プラス
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文字数 66,723
最終更新日 2024.08.29
登録日 2024.08.11
平民ながら名門の王国学院に通う優等生のセスラは、王太子を始め貴族の同級生たちから毛嫌いされている。
孤独かつ充実した日々を送る彼女は「聖女」に用があった。
聖女も同級生だが王太子の婚約者で、雲の上の存在。平民の嫌われ者であるセスラでは容易く近付けない。
もうじき学院で戦勝50周年記念舞踏会が開催される。
このビッグイベントを最大の接触チャンスとセスラは計っていた。
そんな彼女の前に一人の男が現れる。
「――俺達と手を組まないか」
※短め
※ラブの要素は薄め
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文字数 29,471
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.07.26
子爵令嬢のクレラには、不仲な上に浮気までしている年上の婚約者がいる。
婚約解消を両親に訴えるも、相手の家が格上という事もあって「貴族の娘なのだから諦めさない」と応じてもらえない。
そんなある日、校内の掲示板に王宮からのお達しの張り紙を見付けた。
――王太子妃、大募集。
クレラにとっては僥倖と言える王命が下った。
ダメ元の「王太子妃チャレンジ」に参加する事にしたクレラだったが、思いの外すいすいと駒を進めていって――――?
※短め
※ラブの要素は薄め
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文字数 34,481
最終更新日 2024.07.19
登録日 2024.07.11
近頃、社交界で「魔性の女」と噂されているルルエ。
沢山の紳士たちから貢物を頂戴している彼女には「資金」を欲する事情があった。
そんなルルエは戦勝記念パーティーの最中に、同盟国の軍人で獣人の男性に声を掛けられる。
乾杯のグラスを交わした後、記憶が飛んだ。
気付けば獣人の彼とベッドを共にしていた。
彼とは初対面だと思っていたルルエだが、――――?
※あくまでもラブコメ
※R回→☆
※R18よりのR15
※全27話
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 65,405
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.05
嘗て公女だったシロールは、理不尽な王妃の命令で地下牢に閉じ込められていた。
彼女が投獄されている間に王国は帝国に攻め込まれ、滅亡した。
地下から救い出されたシロールに、帝国軍トップの第三皇子が命じた。
「私の忠臣に嫁いでもらう」
シロールとの婚姻は帝国軍の将軍である辺境伯の希望だと言う。
戦後からひと月、隣国へと旅立ったシロールは夫となった辺境伯ラクロと対面した。
堅物ながら誠実なラクロに、少しずつシロールの心は惹かれていく。
そしてめくるめく初夜で二人は、――――?
※シリアスと見せかけたラブコメ
※R回→☆
※R18よりのR15
※全23話
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 58,591
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.11
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