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恋愛 連載中 長編
「ブリジット=バールトン。あなたを愛する事はない。」 ああ、ようやく言えた。 目の前の彼女は14歳にしてこれが二度目の結婚。 こんなあどけない顔をしてとんでもない悪女なのだ。 私もそのことを知った時には腹も立ったものだが、こちらにも利がある結婚だと割り切ることにした。 「当初話した通り2年間の契約婚だ。離婚後は十分な慰謝料も払おう。ただ、白い結婚などと主張されてはこちらも面倒だ。一晩だけ付き合ってもらうよ。」 初夜だというのに腹立たしい気持ちだ。 私だって悪女と知る前は契約なんて結ぶ気はなかった。 政略といえど大事にしようと思っていたんだ。 なのになぜこんな事になったのか。 それは半年ほど前に遡る。
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文字数 14,483 最終更新日 2024.12.23 登録日 2024.12.19
「エリザベス=ルトフェルト=ビバリースカイ!!お前との婚約を破棄する!」 学園の卒業パーティで高らかに宣言したのはアウリス=ヴィ=バールキャピタル  この国の第一王子であり、私エリザベス公爵令嬢の婚約者である。 「ここにいるジョージィ男爵令嬢に対する暴言や嫌がらせ!もはや看過できん!」 と言いながら横にいるピンクブロンドの髪にピンクアイのかわいらしい女性を抱き寄せた。 うーん、何度考えても身に覚えがない罪ばかりだわねぇ。 王子の命令で北の辺境伯に嫁ぐことになるも、 北の大地でもエリザベスの悪役令嬢っぷりは噂になっており‥‥
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小説 29,955 位 / 192,145件 恋愛 13,468 位 / 57,221件
文字数 70,594 最終更新日 2024.08.27 登録日 2024.07.17
恋愛 連載中 短編 R15
「お前みたいな年増に迫られても気持ち悪いだけなんだよ!」 そう言って思い切りローズを突き飛ばしてきたのは今日夫となったばかりのエリックである。 ちなみにベッドに座っていただけで迫ってはいない。 「吐き気がする!」と言いながら自室の扉を音を立てて開けて出ていった。 年増か‥仕方がない‥‥。 なぜなら彼は5才も年下。加えて付き合いの長い年下の恋人がいるのだから。 次の日事故で頭を強く打ち記憶が混濁したのを記憶喪失と間違われ、ならばとそのまま記憶喪失のフリをしたまま離縁しようと画策するが……
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文字数 517 最終更新日 2023.11.08 登録日 2023.11.08
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