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――(推しが)淫行で逮捕されました。先生の次回作にご期待下さい。
大好きな漫画が、屈辱的なラストで打ち切りとなってしまい憤慨した七瀬みつ。立ち読みしながら悔しさで唇を噛みしめているところ、コンビニに車がご来店!そのまま帰らぬ人となってしまったみつだったが、気が付けば打ち切り漫画の世界に転生していた!みつは打ち切りを回避すべく、立ち上がった――…!
文字数 24,383
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.07.10
――知らなければ良かった。気付かなければ、思い出さなければ、良かった。
嫌な夢を見た。昨日も、今日も。きっと明日も。それはとても悍ましくて――甘美だった。愛する者の亡骸を抱きしめて何かを呟きながら。
繰り返す。彼女が彼女である限り。
巡り廻る。彼が彼である限り。
――昨日も彼女は彼の胸にナイフを突き立てた。今日も彼女は彼の肉を嚥下した。きっと明日も私は彼をこの手で、
文字数 33,437
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.06.27
全ては題名に語られている系のほのぼのファンタジーです。
文字数 56,414
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.05.19
狂った家。
狂った家族。
狂って逝ってしまった兄。
狂って亡くなった兄は私の元へと帰ってきた。機械の肉体を身に纏って。
悍ましい程の執着。
吐き気がする程の憎愛。
殺してしまいたくなる程の、激情。
どうか私をこの箱庭から連れ出して。
文字数 13,812
最終更新日 2022.06.24
登録日 2022.06.17
――幸せな筈なのに、苦しいんだ。
先が短い親の為に付き合っている彼と結婚した秋乃は目を瞑った。気付かない振りをした。けれど、本能は従順で。無意識のうちに焦がれていた。視線を追って乞うていた。知れば知る程好きになっていく。好きになれば成る程疎ましくなっていく。優しくされればされる程、勘違いしそうになる。甘い声で、暖かい掌で触れられると身体が甘い悲鳴を上げて。
――限界だった。優しい旦那を裏切り、その父に焦がれる自分が、どうしようも無い程に醜く感じた。
だから私は諦めた、のに。どうして。どうしてそんな瞳で私の事を見るの…?
文字数 32,953
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.26
『君のこの匂い…凄いクる…』熱い吐息が鼓膜を震わす。その吐息に触れる度に、私の中のオメガが反応して――って、これ、私の大好きなTL小説の台詞だよね?なんで私が言われてるの?え?何でTLのヒーローが私を組み敷いてるの?何で私の身体、こんなにも疼いているの?
20代最後を一人虚しく酒を飲みながら大好きなTL小説『オメガに滴る蜜の味』を読んでいた真緒。何時ものように寝落ちてしまったが、起きたら世界が変わっていた。
知らない世界に、何故か疼く身体。理解出来ずに街を彷徨って男性に襲われそうになったところを助けてくれたのは真緒が愛読する『オメ蜜』に出てくるヒーローだった!
混乱する真緒を保護した先はヒーローの家で。疼き続ける身体。得体の知れない世界。これから、どうなる?
※印はR-18シーン有です。
文字数 100,168
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.03.24
・※表記はR表現ありのものとなります。
・予告無しに残酷表現が入る事があります。ご了承くださいませ。
『痛い。苦しい。消えたい。消えたい。――ー死にたい。
世界から嫌われた彼女は死を選んだ。辛い思いをもうしたくなかったから。けれど、自ら死を選ぶ事は禁忌だったのだろうか。彼女は死を選んだ筈なのに、違う世界で目が覚めた。そこは誰もが彼女を嫌う世界だった。『イミゴ』として暴力を振るわれる彼女は今以上の惨劇に見舞われて―――…』
王子×嫌われによる転生溺愛ファンタジーです。
文字数 91,691
最終更新日 2022.03.23
登録日 2021.08.22
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