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恋愛 連載中 長編 R15
守護獣ーーそれは長きに渡り王国を結界で護り続けている神獣だ。 王国は守護獣が指名した人間を契約者として差し出し、契約者を通じて守護獣とコンタクトを取っていた。 そしてある日、当代の契約者の死を悟った守護獣が次の契約者を指名した。 それはミルファ・ヴェンディアと言う名の17歳の少女であり、つい先日まで伯爵令嬢の地位にいた人物でもある。 そんなミルファは、不幸にも仮の婚約者であった王太子に婚約破棄及び国外追放を言い渡されていた。 それは身分差があれど愛し続けると誓った王太子の、「やっぱり自分に見合った女性でなければ」と言う身勝手な気変わりによる行為だった。 秘密裏の婚約という事でミルファの存在が邪魔になったために彼女を追い出して処分する事にしたのだ。 しかし状況は一変。ミルファが守護獣の契約者に選ばれてしまったという事で王太子は慌てて彼女を追いかける事になるのだが……
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文字数 7,586 最終更新日 2025.03.21 登録日 2025.03.21
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。 そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。 さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。 しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。 それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。 だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。 そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。 ※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
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文字数 77,250 最終更新日 2025.03.17 登録日 2020.05.13
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ルートマリア伯爵領の町外れには、安眠堂と呼ばれる小さなお店があった。 安眠堂の店主であるミリアは、前世で過労死してしまった転生者だ。不眠症でもあった彼女は、前世で癒しを求めてASMRなどを聴きあさっていた経験を活かし、人々の疲れを癒して快適な睡眠をとってもらうことを目的としたお店を開店することになる。 そんな中、噂を聞きつけてやってきたのはルートマリア伯爵家を若くして継いだオリヴァーだった。 日々の過労からやつれていた彼を、ミリアはあらゆる手段を用いて癒してあげることに決めた。 そしてオリヴァーはだんだんとミリアの虜になっていき、 「やはり妻に娶るなら彼女のような……」 と、間もなく婚約を結ばなからばならない身でありながら、貴族ですらないミリアに密かに想いを募らせていく。 ※小説家になろうに投稿していた短編です。好評であれば連載化も予定しています!
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文字数 4,810 最終更新日 2024.11.11 登録日 2024.11.11
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「お前とはもうやっていけない。婚約を破棄しよう」 私の婚約者は、あっさりと私を捨てて王女殿下と結ばれる道を選んだ。 ありもしない噂を信じ込んで、私を悪女だと勘違いして突き放した。 でもいいの。それがあなたの選んだ道なら、見る目がなかった私のせい。 私が国一番の天才魔導技師でも貴女は王女殿下を望んだのだから。 だからせめて、私と復縁を望むような真似はしないでくださいね?
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文字数 28,319 最終更新日 2023.06.08 登録日 2023.02.24
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「君は書類上の妻でいてくれればいい」 「分かりました。旦那様」  伯爵令嬢ルイナ・ハーキュリーは、何も期待されていなかった。  容姿は悪くないけれど、何をやらせても他の姉妹に劣り、突出した才能もない。  両親はいつも私の結婚相手を探すのに困っていた。  だから受け入れた。  アーリー・ハルベルト侯爵との政略結婚――そしてお飾り妻として暮らすことも。  しかし―― 「大好きな魔法を好きなだけ勉強できるなんて最高の生活ね!」  ルイナはその現状に大変満足していた。  ルイナには昔から魔法の才能があったが、魔法なんて『平民が扱う野蛮な術』として触れることを許されていなかった。  しかしお飾り妻になり、別荘で隔離生活を送っている今。  周りの目を一切気にする必要がなく、メイドたちが周りの世話を何でもしてくれる。  そんな最高のお飾り生活を満喫していた。    しかしある日、大怪我を負って倒れていた男を魔法で助けてから不穏な空気が漂い始める。  どうやらその男は王子だったらしく、私のことを妻に娶りたいなどと言い出して――
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文字数 44,682 最終更新日 2023.02.24 登録日 2022.10.21
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レフティア・アーヴェンブルグは、愛されない少女だった。 彼女は生まれたときから顔に奇妙な形の光るアザがあり、そのせいで周囲からは「呪われた子」認定され、誰からも愛されない孤独に苦しんでいた。 だがそんな彼女は、15歳になったときに周囲の目を気にせず自分を救ってくれた第三王子のヴェルスに恋をする。 彼と触れ合ううちに閉ざしていた心が開き始め、それを悟ったヴェルスに促されてその想いを口にしたのだが―― 「あははっ! その絶望に染まった顔、たまらないね!」 彼の隣には、いつの間にか妹のメアリーがいた。 どうやら彼らはすでに婚約関係にあり、メアリーの提案でレフティアに敢えて優しく接してから絶望に突き落とすという遊びをしていただけらしい。 それを知ったレフティアは心により深い傷を負い、己の身を崖に投げて自殺を試みた―― しかしそんな彼女の命を護った存在がいた。 それは精霊――この国を陰から支える者たちだった。 彼らは言った。 あなたは生まれながらにして我らの王だ。 さあ、あなたは我らに何を望む? 「わたしは――」 ※小説家になろう様でも公開しています。
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文字数 10,547 最終更新日 2021.05.21 登録日 2021.05.17
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