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「僕は運命の人と出会ったんだ。出会う順番を間違えてしまっただけ…。でも彼女に巡り会えたのは君のおかげだ、ありがとう。」
まさに晴天の霹靂。
突然一年付き合った恋人から衝撃の告白をされてしまった。
運命の人!?
ちょっと待ってその人は……!!
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前作、
夫の不倫相手に「彼を解放して!」と押しかけられました。
に出てきた人物が登場します。
お時間あればそちらも読んで頂けたら嬉しいです!
勿論前作を読んでいない方でも、大丈夫な内容になります。
誤字脱字大魔王です…すみません。
先に謝ります…←
文字数 8,936
最終更新日 2022.07.13
登録日 2022.07.07
「あーーん!ダンテェ!ちょっと聞いてよっ!」
甘えた声でそう言いながら来たかと思えば、私の婚約者ダンテに寄り添うこの女性は、ダンテの幼馴染アリエラ様。
「ちょ、ちょっとアリエラ…。シャティアが見ているぞ」
ダンテはアリエラ様を軽く手で制止しつつも、私の方をチラチラと見ながら満更でも無いようだ。
「あ、シャティア様もいたんですね〜。そんな事よりもダンテッ…あのね…」
この距離で私が見えなければ医者を全力でお勧めしたい。
そして完全に2人の世界に入っていく婚約者とその幼馴染…。
いつもこうなのだ。
いつも私がダンテと過ごしていると必ずと言って良いほどアリエラ様が現れ2人の世界へ旅立たれる。
私も想い合う2人を引き離すような悪女ではありませんよ?
喜んで、身を引かせていただきます!
短編予定です。
設定緩いかもしれません。お許しください。
感想欄、返す自信が無く閉じています
文字数 48,851
最終更新日 2022.07.07
登録日 2022.06.03
「僕のかわいいフィーナちゃんへっ
昨晩は久しぶりに会えて嬉しかったにゃー
早くフィーナちゃんのお膝でゴロンとして
ねんねしたいにゃー
そうしたらナデナデしてくれるかにゃ?
(甘すぎて中略)
愛しているよっ
君のルーより」
み、み、み、見てしまった…!!
義姉に用があり部屋へ来てみれば机の上に手紙が置いてあり、悪いと思いつつもチラリと見てしまったら…
何と、義姉の婚約者ではない男からフィーナお義姉様への恋文を……!!
何もかも優れていて、欲しいものは何でも手に入れている義姉…。
この国1番の美丈夫と名高いオルランド様という素晴らしい婚約者がいるのに!!
オルランド様は寡黙だけれど、孤高の騎士様と呼ばれ社交界の女性達を虜にしている。
それなのに!!!
よりによってこんな頭の緩そうな男と不貞をしているなんて……。
許せない…。
それならば!!
私が義姉の婚約者、オルランド様を奪ってみせますわ!!!
一話一話話の長さがバラバラかもしれません。
ゆるふわ設定あり。
感想、返信できないかもしれません。
いつもありがとうございます。
文字数 5,631
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.25
「シャティならもっと気の利いたことを言ったのに」
「お前といると本当に退屈だ。シャティといればいつでも心躍るのに」
「シャティの髪は綺麗な金色で花も霞んでしまう程なのに、お前の髪は本当に地味だな」
「シャティは本当に優しくて美しいんだ。それに比べてお前は氷のように冷たいな!」
私の婚約者であるエルカルト・ルーツベットは、毎度毎度顔を合わせる度に私をこのように彼の初恋の相手である彼の従姉妹のシャティ様と比べては私を卑下するような事ばかり言う。
家の為の結婚とは言え、毎度このように言われては我慢の限界を迎えつつあったある日。
「あーあ。私は本当はシャティと結婚したかったのに!お前のせいで思い合う二人が引き裂かれた!!悪魔のようなやつめ!!」
そこまで言うならばお好きにどうぞ?
ただし…どうなっても知りませんよ…?
文字数 32,946
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.04.15
「立場をわきまえずいつまでここに居座るつもり!?早く彼を解放してあげて!」
私が店番をしていると突然店の扉が開き、一人の女性が私の前につかつかとやってきてそう言い放ったのだった。
彼とは…?私の旦那の事かしら。
居座るつもり…?どういう意味でしょうか?
ここは私の店ですけども…?
毎日19時更新予定です。
文字数 34,545
最終更新日 2021.04.15
登録日 2021.03.23
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