間引き小説一覧

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 月尾藩郡奉行・竹内丈左衛門の娘「りく」は、十八を数えた正月、代官を勤める白井麟十郎との縁談を父から強く勧められていた。  家格の不相応と、その務めのために城下を離れねばならぬこと、麟十郎が武芸を不得手とすることから縁談に難色を示していた。  ある時、りくは父に付き添って郡代・植村主計の邸を訪れ、そこで領内に間引きや姥捨てが横行していることを知るが──
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小説 185,591 位 / 185,591件 歴史・時代 2,380 位 / 2,380件
文字数 8,426 最終更新日 2024.05.31 登録日 2024.05.15
かごめ かごめ 籠の中の鳥は いついつでやる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った うしろの正面だぁれ? ---------------------------------------------- 私の祖母が良くこんな話をしてくれた。 その昔、海に赤子が捨てられた。 村で間引かれた子供は、深い深い海の底にカゴに入れられて沈められちゃうんだって。 でもね、こんな言い伝えがあるの。 その子供の中に、たまに帰ってくる子がいるんだって。 海の『化け物』になって………… ※ この物語はフィクションです。登場人物、地名は一部架空のものがございます。 また、各物語の設定は現在の歴史的事実とは異なる場合がございます。ご了承ください。
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小説 185,591 位 / 185,591件 ホラー 6,782 位 / 6,782件
文字数 35,769 最終更新日 2021.09.10 登録日 2021.09.10
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