「時間」の検索結果
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【20・30代女性向け】【完結】【スキマ時間にイッキ読み】【2万文字】【あらすじ】好奇心旺盛な天使・トオトセは、大人たちの警告を無視して、禁忌の境界に足を踏み入れる。そこで待っていたのは、翼を持たず、孤独に過ごす謎の天使・カノ。彼は、境界に縛られ、飛ぶことを許されない存在だった。トオトセはカノに心を寄せ、彼の退屈を紛らわせるために、毎日彼に会いに来ることを決意する。最初はうっとうしいと思っていたカノだったが、次第にトオトセの明るさに心を開いていく。しかし、二人の関係が深まるにつれ、トオトセはこの禁断の恋から逃れられなくなっていた。「おちるのは、恋と、それから――」(この作品は「ガランド・マカロン」のパロディです。先に原作をお読みください)
文字数 17,318
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.05.27
大学卒業を控えた永瀬蒼樹(ながせあおい)は、将来を漠然としか考えられなかった。
就職活動もうまくいかず、どうしようかと考えているときに最悪の報せが舞い込んでくる。
大好きだった祖父の訃報――
それは、蒼樹の将来を決断させるには十分な出来事だった。
「俺、決めたよ。後を継ぐ」
蒼樹は祖父の経営するレトロ喫茶「プラムコレクト」が大好きだった。
子どもの頃から祖父が病気で入院して店が休みになるまで、毎日のように通い続けていたのだ。
憩いの場の喫茶店を潰す訳にはいかない。
決心した蒼樹は、両親の反対を振り切って自分が後を継いでレトロ喫茶のマスターになることを決意する。
蒼樹は呼びだした二人の幼なじみへレトロ喫茶のマスターになることを告げる。
困惑した幼なじみ二人だったが、ぼんやりとして頼りない蒼樹を放っておくことなどできない。
「そうか。俺は応援する。応援だけじゃなく、俺のことを雇ってもらって一緒に働かせてほしい」
「あー! 分かったよ。俺も協力する。このレトロな喫茶店を地域で一番流行る店にしてやるから覚悟しておけよ!」
ぼんやり無自覚マスターが経営するレトロ喫茶の行く末は?
幼なじみ二人の想いは?
ゆっくりとした時間の中で、じれじれする恋のお話です。
・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。
・毎日7時に投稿予定です。
・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。
・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。
文字数 78,900
最終更新日 2024.03.31
登録日 2023.10.01
──行方不明の大学生、奇跡の生還。
そんな見出しがテレビや新聞を騒がせたのも一ヶ月前のこと。
ちょっとトレッキングが好きなだけの一般人──穂積遠夜(ほづみとおや)はマスコミや知らない友人に追いかけられて疲れ気味の日々を送っていた。
時間の経過にともない、徐々に皆の興味が他へと移り始め、大物俳優の熱愛発覚、だかなんだかの「大事件」のおかげでようやくニュース以前の日常が戻ってきたある日の事。
見覚えのない、だが、記憶にはある「人物」──彼は、「人間」ではなかった。
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「あやかし」と大学生のほのぼの甘々和風ファンタジーBL。
※この作品に出てくる「神」や「あやかし」は、伝説、民話や伝承とは異なる独自の設定が多数含まれておりますので、あらかじめご了承ください。
R18シーンがあるものは、タイトルに「*」がついています。
文字数 2,162
最終更新日 2024.10.22
登録日 2024.10.22
田無署の生活安全課の課長である44歳の市川静馬は、十代の頃に日舞の名門藤崎流で『伝説の女形』と称された程の色香の持ち主。静馬が発する芳香に、田無署の面々は今日も悩殺されていた。
しかし静馬には、13歳の時に先代の長男である現家元・蝶三郎との不毛な恋に溺れた過去があった。
そんな静馬は、チキン南蛮が気に入って通うようになった新宿の小料理屋のマスターと、少しずつ心を通わせていた。
同じく壮絶な過去を持つ36歳の加津佐は、静馬の好物のチキン南蛮を仕込んで心待ちにするようになっていた。
だが、静馬への愛しさに抗い切れなくなり、また静馬もどこかでそうなることを望んでいたある日、二人は肌を重ねる。
そんな中、かつて静馬を翻弄した藤崎流の家元・蝶三郎が、若い俳優と共に失踪する事件が起こり、静馬も捜査に乗り出すことに。
加津佐は何も聞かず、過去とケリをつけようとする静馬を送り出すのだった。
トシだからと独り身に甘んじていた44歳の静馬と、そんな静馬を見守り、いつでも好物を仕込んで待っている加津佐。
老いらくの恋と呼ぶにはまだ少し早い、でもそばにいるだけでも幸せで穏やかな愛を、二人は時間をかけて育んでいく・・・。
登録日 2024.10.25
ひたすら逃げ場所を求めた少年たち。行き着く先は、痛みも失せた結末。
*
「ここはトーノが造り出した、ひたすら居心地のいい隠れ家」
高校生の千風(ちかぜ)享(とおる)は、数日前から学校をサボり気味。
逃避先は『つばき産婦人科』という病院の裏庭。そこにはサボり仲間のトーノ――遠野(とおの)永一郎(えいいちろう)がいる。
容姿端麗で穏やかで、何より千風に何も聞かないトーノ。おいしいものを食べたりしゃべったり昼寝したりして時間を過ごす。
そんなトーノは、もうすぐ死ぬらしい。
*
数年前にとある公募に出したBL短篇です。
注意書きしておきます。バッドエンドです。一分の隙も無くバッドエンドです。
いただいた100文字くらいの選評に、「とても後味がわるい」という趣旨の言葉が2回出るくらいのバッドエンドです。
書いた当時は、「メリーバッドエンドってハッピーエンドだろ!」という心境でした。
文字数 27,628
最終更新日 2019.06.07
登録日 2019.06.03