お仕事モノ小説一覧
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魔本師。それはこの世界にあふれる魔本を解読する人達の総称。
魔本には古くに失われた魔法の技術が記載されており、それを発掘解読することで世界は発展を遂げた。
大陸でも力を持つスピレーソン王国。そこで店を構えるサリーは新米魔本師。師匠から受け継いだ小さな魔本屋を営んでいる。彼女の目標は受け継いだ魔本屋を魔本でいっぱいにすること。
新米魔本師サリーの蔵書充実計画が今始まる!
文字数 34,603
最終更新日 2023.12.20
登録日 2023.11.27
前職で上司のミスを背負わされ、職場を止めた生田海斗。
転職した先は、劣悪な環境のファミレスだった。
厳しい上司、安藤雪乃はいつも海斗にきつくあたるが、困っていたら助けの手を差し伸べてくれる、優しい一面も。
副店長として責任をもって店を経営しようとする海斗に、いつしか雪乃は心惹かれていき――。
youtube漫画向けのシナリオ、習作です。
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文字数 6,447
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
二十年前、ダンジョンが出現して、人類は異世界と『共存』することになった。
社畜である味道司(みどうつかさ)には、出会いがない。
就職して、早や五年。コールセンターの管理職は人事ストレスが絶えないブラック職だ。
「そろそろヤバイよね、俺の人生……」
転職という文字が頭に浮かんで消える。
今の職場は年収が一千万近くあるのだ。定時退社もできる。福利厚生も厚い。これを手放すのは馬鹿だ。
しかし、出会いがない。そんなとき、日本企業の食品製造工場が、あちらの国にできたというニュースを見た。
スマホを開くと、その食品工場の求人広告が目に入る。
もしかしたら、出会いもあるかもしれない。
「バイトしようか。こっちだとバレたらやばいけど、あっちだったら……世界が違うもんな。まずバレない」
たいがいのダンジョンには高速道路から分岐する道が続いていて、自分の車で異世界とこちらとを往復しているサラリーマンも珍しくない。
「よし。深夜バイトしよう。派遣とかいいな、食品工場とかならマスクと帽子で顔も見えないし」
異世界に出会いを求めて何が悪い?
出会った異世界人はなんとサキュバスのメロウ。彼女の本業は……なんと公務員。
移民関係のトラブルの調査が専門で、バイトは息抜きだという。
人事管理になれている司は、ライン製造から倉庫の管理、更にはコンビニ店舗の運営まで手掛けてしまう。
そんな司の働きぶりを見て、メロウは「ちょっと手を貸してよ、あたしの本業に」と新たなトラブルに司を誘うのだった。
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文字数 21,901
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.15
レザルタス侯爵夫妻は結婚してまだ半年目。
それなのに、夫は毎夜、毎夜。
当たり前のように風俗街で遊んで遊んで遊び倒し、まともに家に帰った試しがない。
しまいについたあだ名が『居残り侯爵』、だ。
「今夜もまた居残りなのね、あの人‥‥‥」
そうぼやく侯爵夫人が可哀想だと、侯爵家では使用人たちが涙する。
だけど、不思議なことに妻の愛は覚めることがない。
夫が飲み食いした代金の請求書が屋敷に届けられるたびに、妻はお金をもって夫を迎えにいくのだった。
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文字数 34,835
最終更新日 2021.01.06
登録日 2020.12.22
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