ポルチオ責め小説一覧
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倉沢美苑は女学校一年の春、奉仕活動で入院患者の世話をしていた。
それから二年が過ぎ、美苑は特攻兵基地で学徒動員として働くことになる。
特攻兵の暮らす寄宿舎の掃除と、食事の配膳の準備の手伝いなどの仕事の中で、美苑は豫科練の教官である長谷川潤弥に恋をする。
「子作りの為に、嫁を探している」
そんな噂を聞いた美苑は、潤弥が噂通りの人物が話かける。
『妻帯を考えているのは事実だ』
否定しない潤弥を、もっと知りたいと考えた美苑は、
「私では、対象になりませんか?」と言ってしまう。
口づけられ、初めてを奪われた美苑。潤弥は倉沢家を訪れ、両親に美苑との交際を申し入れる。
文字数 6,802
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.17
中本季世は幼い頃に両親を喪い、知覧にいる叔母夫婦に育てられた。
昭和十八年、季世は軍より特攻兵の身の回りの世話をするように連絡が届く。
「訓練兵の手紙の投函も、お願い出来るか?」
基地から出せば、検査にかけられる。指導教官・立花一登に依頼され、季世は密かに手紙を預かる。
藤岡智志は大学卒業を控え、招集された。希望も何も聞かれぬまま、特攻兵になった智志は季世にある少女の面影を見る。
父の友人が亡くなり、少女は藤岡家に数週間だけ預かることになった。
五つ下の少女を、智志は妹が出来たと喜んだ。そしてそれが、真実だと思い込んだ。
季世に惹かれ愛していることに気付き、智志は季世を寄宿舎の部屋に入れなくなる。
智志の気持ちが分からず、嫌われたと落ち込む季世。
「怖いんだ、自制心がなくなりそうで」
食堂の女主人に話す、智志の本心を知った季世は自分も智志が好きだと告白する。
「君の好きとは意味が違う、僕は聖人君子じゃない」
初めての口づけを交わした日、季世は智志と結ばれた。
何度も求められ、快楽を仕込まれる情事に季世は泣く。
翌朝、智志は群馬県にある藤岡家に手紙を出す。
「季世を愛しています。例えば妹であっても」
喜び駆けつけた両親の前で、智志は幼き日の出会いから季世を愛していたことを告げる。
文字数 8,612
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.02.10
聖女が劫火の中に閉じ込められ、『炎姫』として目覚めた。
しかし『炎姫』の人格は元聖女ではなく、“異世界”で死と隣り合わせの闘病生活をしていた人格だった。
炎姫ことミサは、異世界で数日間寝起きし、初めて「普通」の日常生活を送る中で、魔法が存在する不思議で夢のような世界が現実だと実感する。そして、黒髪の男が自分の夫であることも。
もう一人の人格が戻ってくるまでに、より良い生活環境を提供しようと考えるミサ。
闘病生活を間近で励ましてくれた主人格“レイラ”のために恩返しがしたかった。
炎姫は覚悟して改善に着手しようとするがうまくいかず、夫であるはずの男に目をつけられてしまい--…!?
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※初めビターですが、6話以降微糖になり、最後は激甘になります。
※初めはほぼ日常展開になります。濡れ場には*がつきます。無理矢理なセックスはありません。あと濡れ場は地の文多めで激しめなので注意。
※男性視点で書かれた濡れ場多めです。
※ムンノベで番外編掲載中です。
文字数 66,369
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
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