イケメン第二王子小説一覧

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「私って小食だからぁ、レディースランチのご飯きっと多すぎるわぁ」 はぁ、妹はいつもこうです。  『私って小食だからぁ』と小食を気取るのです。 別に妹は小食というわけではありません。 『小食だからぁ』と言ってアイスにケーキお菓子は食べるのです。  貴女は小食ではありませんっ!  「お前のように卑しい女よりお前の妹のリルアのようにしとやかで品のある女の方が俺様の好みだっ!」  「スンルア、お前に婚約破棄を告げてやるっ!」  「お姉様のように品のない卑しい女より私の方がカンソフ王太子妃にふさわしいわ」  「カンソフ。サレティム王国を護る聖女と正当な理由なく婚約破棄なぞ、どう責任を取るつもりだ。 実の息子といえどもこの罪は見逃すわけにはいかんぞ」  「何故だっ!あんな品のない卑しい聖女なぞサレティム王国の恥だっ! あんなのと婚約破棄して何が悪いっ!」  「お兄様、安心してくれ。王位は俺が継ぐ」  「俺様が悪かった!助けてくれっ!」  今更助けてくれと言われても、困りますね。  私を溺愛するイケメン第二王子に愛され私は幸せです。  毎日メガ盛りでちょーハッピー。
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文字数 4,790 最終更新日 2021.05.03 登録日 2021.04.09
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ファンタジー 連載中 ショートショート R18
「ヘルトス、うるさいわよ。アニソンを大音量で流すのは辞めなさい」 「うるさいっ!黙れっ!これぐらいでうるさいなんてお前が神経質なんじゃないかっ!」 「頭と容姿だけでなく耳まで悪いのね。うるさくて近所迷惑よ」  「ふんっ!俺様の部屋は防音なうえ家の近くには誰も住んでいないっ!近所迷惑なわけがないっ!」 「そう、そこまで言うのなら近所の人達に聞いてみましょうか。 もし、うるさいだの騒音だの言われれば、責任は取ってもらうけれどそれでもいいかしら。 非を認めて謝るなら今のうちよ」 「いいだろうっ!もし騒音だのうるさいだの言われなければお前、どうなるか分かっているんだろうなっ!」 やれやれ、騒音婚約者はざまぁされないと分からないようです。 仕方ありませんね。
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文字数 953 最終更新日 2021.04.25 登録日 2021.04.25
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