ライト文芸 闘病生活小説一覧

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ライト文芸 完結 ショートショート
20代後半で関節リウマチを患った主人公は、痛みを人に伝える難しさを痛感する。 リウマチを扱っているクリニックに通っているはずなのに、三ヵ月も処方され続けた痛み止め。 やっと大学病院を紹介してもらえたのに、三ヵ月の誤診は大きかった。 街中で、痛いですと声を上げることもできない。 関節リウマチを患っているので関節が痛いですと、のたうち回るわけもいかない。 自分が体験している痛みを伝えることができなかった彼女の闘病生活。 ※この物語は実話を基にした『フィクション』です。実在の人物や団体と関係はありません。
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文字数 10,926 最終更新日 2024.07.03 登録日 2024.06.30
2年2組の生徒:原田結花(16歳 高校2年生) 2年2組の担任:小島陽人(25歳 教師歴3年目)  小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。  周囲が恋愛話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。  そんな彼女が高校2年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。  そんな毎日を送る結花に、高校2年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。  手術は成功するものの、根拠もない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。  そんな彼女の味方でいたのは一人の親友と、担任の陽人だった。  陽人は結花を絶対に自らの手で卒業させると決意をするも、周囲の環境に耐えきれなくなった結花は自らの学生としての道を閉ざし、その事実を知った陽人も彼女を追うように教職を辞めた。  そんな二人が再会したのは、結花の母親の友人が開いているカフェレストラン。  お互いの気持ちは同じ。言葉には出ないけれど「今度こそ失敗したくない」。  「教師と生徒」というタブーとも言われてしまう関係を、互いに身を引くことで結果的に突き破った。  それでも、二人の前には乗り越えなくてはいけない問題がいくつも立ちはだかる。  初めての恋心に何度も自信を失いかけた結花の手を陽人は引き続ける一方、陽人にも誰にも話していない過去を持っており、唯一それを話せたのは彼女だけ。  それでも、結花は「中卒では先生の隣に立つには申し訳ない」と奮起。  陽人の海外転勤を機に、二人は一時の寂しさを抱えながらも一つの約束を交わした……。  途切れそうな儚い赤い糸を何度も必死に守り抜いた不器用な二人の物語です。 (表紙画像はCanva様よりフリー素材を使用しております)
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文字数 157,328 最終更新日 2024.05.02 登録日 2024.01.27
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