キャラ文芸 師弟小説一覧
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封じ師の「常葉(ときわ)」は、大妖怪を体内に封じる役目を先代から引き継ぎ、後継者を探す旅をしていた。その途中で妖怪の婿を探している少女「保見(ほみ)」の存在を知りに会いに行く。強大な霊力を持った保見は隔離され孤独だった。保見は自分を化物扱いした人間達に復讐しようと考えていたが、常葉はそれを止めようとする。
常葉は保見を自分の後継者にしようと思うが、保見の本当の願いは「普通の人間として暮らしたい」ということを知り、後継者とすることを諦めて、普通の人間らしく暮らせるように送り出そうとする。しかし常葉の体内に封じられているはずの大妖怪が力を増して、常葉の意識のない時に常葉の身体を乗っ取るようになる。
危機を感じて、常葉は兄弟子の柳に保見を託し、一人体内の大妖怪と格闘する。
柳は保見を一流の妖怪退治屋に育て、近いうちに復活するであろう大妖怪を滅ぼせと保見に言う。
大妖怪は常葉の身体を乗っ取り保見に「共に人間をくるしめよう」と迫る。
保見は、人間として人間らしく暮らすべきか、妖怪退治屋として妖怪と戦うべきか、大妖怪と共に人間に復讐すべきか、迷い、決断を迫られる。
保見が出した答えは・・・・・・。
文字数 116,482
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.11.04
『鬼道もの』と呼ばれる、いずれ魔法使いと呼ばれることになる彼らはいつの世も密やかに、それでいてごく自然に只人の中にあって生きてきた。
それは天下分け目の戦が終わり、いよいよ太平の世が始まろうというときにおいても変わらず、今日も彼らはのんびりと過ごしている。
これはそんな彼らの中にあって最も長く生きている樹鶴(じゅかく)が向き合い続ける、出会いと別れのお話。
◎主人公は今は亡きつがい一筋で、ちょいちょいその話が出てきます。(つがいは女性です。性別がくるくる変わる主人公のため、百合と捉えるも男女と捉えるもその他として捉えるもご自由にどうぞ)
※2021年のオレンジ文庫大賞に応募した自作を加筆・修正しつつ投稿していきます
文字数 157,629
最終更新日 2023.02.03
登録日 2022.12.23
裏社会で消費されては消えていく、被虐者の運命だった少年は、世にも恐ろしき庇護者と出会う。
名前も、親も、何の力も持たなかった少年は、何者に成り得たのか。
この作品は、Webコンテンツに掲載中のオリジナル物語「MACHINE GUN GUILTY」に登場する人物の生い立ちを記した外伝です。
「MACHINE GUN GUILTY」は、近未来都市の暗部で戦うことしか生きる術を持たない若者達の、戦いと絆の物語です。(設定、イラスト、ショートストーリーを掲載)
http://www.gukei.com/tackey/garactan/story_mgg.html
文字数 9,592
最終更新日 2018.09.21
登録日 2018.09.21
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