恋愛 現実世界の現代社会小説一覧
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成瀬康汰(なるせ こうた)、27歳。
都内のIT企業で働く彼は、今年1月から虎ノ門の本社勤務となり、静かな日常を過ごしていた。
ビルの10階で働く康汰は、仕事以外に大きな刺激もなく、昼食を取ることも稀だった。ただ、時折1階のカフェに足を運び、窓際の席で小説を読みながらコーヒーを楽しむことが、珠の息抜きになっていた。
一方、同じビルの6階で働く23歳の小牧月香(こまき るか)。
彼女もまた、同じカフェで時折パニーニを頬張っていた。普段は週末に作り置きしたお弁当を持参する彼女だったが、うっかり忘れてしまった時には、カフェに足を運んでいた。
ある日、混雑するカフェの中、窓際の席に腰掛け小説を読んでいた康汰の前に一人の女性がふと現れた。
見覚えのある彼女に驚きながらも、康汰は気づかぬふりをしていたが、彼女は微笑みかけながら言った。
「こんにちは!」
それが、康汰と月香の初めての会話だった。日常の中で交差する二人の人生が、静かに動き始める。
文字数 19,926
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.03
主人公に「エリオット」の名前がある人物達の、世界観も登場人物も毎回違うエリオットシリーズ。
それぞれの作品紹介
【私が愛したアサシンドクター】
とある世界に医師として生命を救う者が、裏稼業として暗殺者として生命を奪う仕事をする男がいた。アサシンドクターという異名を持つその男の前にある依頼人が現れる。だが、依頼人の女性はアサシンドクターに恋心を抱いており、徐々にその”愛”は狂気を帯びていく。ついにはアサシンドクターの唯一無二のパートナーに魔の手が伸びる。
小説家になろう・ノクターンノベルズ連載中の小説の主人公過去を描いた短編小説です。同じく小説家になろう・ムーンライトノベルズでも掲載しております。
文字数 111,505
最終更新日 2022.02.11
登録日 2021.10.14
気付いたら自分の頭にフサフサの耳が!?お尻の尾てい骨あたりにフサフサの・・・っ!?
誕生日を境に自分が人間じゃない事を知る。それによりドタバタな人生が待ち受けていた。
◇
ファンタジー要素入ります。
ご都合主義です。ツッコミどころ満載かもしれません。
フィクションです。実際の職場情報など私の想像で書かせていだたいております。多分、絶対有り得ない職場かと。不快感を感じたら申し訳ございません。
第15回恋愛小説大賞エントリー中。
よろしくお願いします。
文字数 19,488
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.01.31
人間関係のいざこざで疲れながら、深夜まで終わらない仕事と格闘する日々。オフィスは決して居心地のよい環境ではないが、居続ける理由ー…。
何かを失ったような感覚は思春期にはありがちなことだ。けれど、それは本当に一過性の何かなのだろうか?
自身の心が分からない。
それなのに、渇きだけが心と体を蝕んでいく。
恋愛なんてものは分からない。
それが何なのかも知らない。
じゃあ、これは一体何なんだ。
神がいるなら、教えて欲しい。
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直接的な描写は殆どありませんが、設定が設定なのでご注意ください。念のためR-18にはなっています。
文字数 41,251
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.17
アラサー処女喪女が周りに焚き付けられ、会員費が安い結婚相談所に入ったらあれこれされちゃった後、乙女ゲーレベルの候補者たちとデートしながら将来を考える話。
※エロはファンタジー
※実際の相談所のシステム等を参考にしてますが、愛性診断はありません
※こんなに出会えるのは稀だと思って
※深く考えない
※作者の息抜きなので超不定期更新
文字数 59,646
最終更新日 2021.03.20
登録日 2020.11.19
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