恋愛 白雪姫小説一覧
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両親を喪ったメイジーは、意地悪な継母とふたりの姉に虐められていた。
唯一の友達は二匹のネズミ。
そんなある日、お城で年頃の令嬢は全員参加という夜会が開かれることになる。だがメイジーはドレスもなく王城へ行く馬車もない……なんて思っていたら妖精の魔法使いが現れた!?
赤い魔法のドレスを身に纏ったメイジーは思う。
「シンデレラって、赤いドレスだったっけ?」
前世に読んだ童話を思い出しながら自身が転生者だと気付いたメイジーはシンデレラとして王子と出会うが秒速でベッドに連れ込まれ、婚前交渉にふけりながら再び思う。
「シンデレラって、こんな話だったかしら?」
戸惑っているメイジーの前に次に現れたのは七人の小人たち。
そしてやはり思う。
「これ、シンデレラじゃないわよね?」
なんとなく覚えているお伽噺の世界に迷いこんだメイジーの、本当の物語はどれだ!?
ひたすらエッッなことに巻き込まれていくヒロインの、本当の物語に辿り着くまで。
※タグ注意です。暗い描写はありませんが苦手なタグがある場合は自己責任でお願いします。
※他サイト様でも公開しております。
文字数 26,964
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.30
結婚したのに夫に相手にされない女王様は、毎日鏡に世界一美しいのは誰かと聞いて精神の安定を図っていた。
ところがある日、鏡は自分ではなく白雪姫が世界一美しいと言った。ショックを受けた女王様は、前世の記憶を思い出し、驚愕する。
わたくし、白雪姫の継母に転生してしまったの?! 詰んだ。最後は鉄の靴穿かされて処刑されるわ! そんな時に現れた白雪姫は、間違いなく世界一美しく、可愛らしい少女だった。可愛い少女に母と呼ばれ母性が目覚めた女王様は、冷遇されていた白雪姫を溺愛し始めた。
すっかり親バカになった女王様と、ちょっぴり腹黒い白雪姫、美女になったりイケメンになったりする鏡の精と、信頼を失った国王様の織りなす童話ラブコメ。
※オムニバス形式で、いろんな童話をモチーフにしています。
※童話の内容は、本来のものと変わっている部分が多々あります。
※洋風の名前と和風の名前が混在しますが、世界観は中世ヨーロッパです。魔法も存在する設定です。
※別サイトにも掲載中
文字数 61,361
最終更新日 2023.08.22
登録日 2022.06.28
昔昔、あるところに美しいお姫様がおりました。黒檀ような黒髪。雪のような白い肌。リンゴのような真っ赤な唇。人々はお姫様のことを『白雪姫』と呼んでいました。
ある日の事です。お后様が魔法の鏡に問いました。
「鏡よ鏡。この国で一番美しいのは誰?」
『それは、お后様です。しかし、白雪姫はお后様よりも美しい』
鏡の答えにお后様は怒り狂いました。そして、白雪姫を森に置き去りにするように狩人に命じたのです。
そして、森へと連れていかれた白雪姫は......?
文字数 11,610
最終更新日 2023.01.08
登録日 2020.07.07
俺は、気付くと白雪姫の継母に転生していた。
そこは、俺が思っていたのとまるで違う世界だった…
※童話『白雪姫』がもしこうだったら…という私の妄想です!
人物名や国名もあくまで妄想上の名前なので、温かい目で読んで頂けると幸いです^_^
文字数 6,559
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.08.21
白雪姫がリンゴは毒リンゴではなかった―――
どうして、白雪姫は永遠の眠りについてしまったのか?
童話と神話が好きな皆さんに送る作品です。
どうぞ、お楽しみくださいませ。
白雪姫の物語が生まれて200年。
全世界で愛される名作なので、同じ考えを持った人が過去にいるかもしれませんが、
オリジナルです。
もし、一緒の考えが居ればデステニーですね。
嬉しいです。
文字数 3,147
最終更新日 2021.03.20
登録日 2021.03.20
『雪月症』――それは雪と共に眠りにつく病気。またの名を『白雪姫症候群』
私が中学1年生の時、クラスに「白井 姫乃」という女の子が転校してきた。
東京から引っ越してきた彼女に、田舎町であったこの中学校の生徒は興味津々であったが、いつまでたっても彼女に友達ができることはなかった。
隣の席に座っていた私は、彼女を気にかけ、話しかけた。
その日の帰り道、彼女に「なぜ東京からこんな田舎町にきたのか」と聞くと、父親が借金を背負い自殺し、母親が精神狂乱となり精神病院に入院したためだと答えた。
私は思わず同情してしまい、この田舎町で一番最初の彼女の友達になろうと決心する。
冬休みが明け、学校に登校すると、彼女は病欠で休みであった。
私は学校で渡されたプリントを渡しに彼女の家へと尋ねる。そこには美しく眠る彼女の姿があった。
そこから事態は急変する。
彼女はいつまでたっても起きることなく、その異変から病院で検査をしたところ、彼女は「雪月症」という原因不明の病気に罹ったことが判明する。
またの名を「白雪姫症候群」といった。
私はたまに目覚める彼女のために、何日も彼女の病室を訪ね、彼女の笑顔を見るために面白い話をし続けた。
そんなある日、寒冷前線の影響で大雪となり、私は病院に泊まることとなった。
そして、彼女と共に眠りについた時、私は不思議な夢をみた―――
文字数 9,700
最終更新日 2021.01.04
登録日 2021.01.04
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