恋愛 感情小説一覧
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“感情”を知らない少女冬咲カリンは、高校三年生の学歴厨、そんな彼女は、そろそろ迎える【文化祭】に全然関心がなかったが、行事を全力で楽しむ共川アオキと出会い、徐々に“感情を知り”、“楽しい”とはなにかを探す奇妙な恋愛物語!
文字数 6,200
最終更新日 2024.12.15
登録日 2024.12.15
「う〜~~~~~~~ん、、、」
今俺は凄く悩んでいる。
俺の眼の前には一人の女性が横たわっている。
爺ちゃんの作った女性形アンドロイドだ。
これは俺の二十歳の誕生日用に仕掛けたサプライズだろう。
うちの爺さんは科学者で色んなロボットを作っては研究をしていた。
けれど研究が奇抜すぎて研究室では異端扱いを受けていたらしい。
今は色んな論文もろもろで食いつないでいたが、そんなじいちゃんも昨年死んだ。
元々肺が弱っていたらしい。本人も言わなかった為に介護も必要とせずに、最期に母に連絡を入れてぽっくり逝ったのだ。
※R-18の性描写有りです。
文字数 3,753
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.08.31
文字数 1,435
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.11.18
文字数 334
最終更新日 2021.11.03
登録日 2021.10.11
文字数 5,512
最終更新日 2021.02.15
登録日 2021.02.14
喜び、怒り、悲しみ。感情というもの。目には見えないけれど、確かに存在するもの。感じるもの。
この国には、感情を盗む怪物がいる。名前は『コルロル』。
小さい頃に見た絵本の中では、子供だましのチャチな怪獣として描かれていたけど、実際のコルロルはそうじゃなかった。一般的な人の2倍か3倍ほどの大きさで、それだけでも恐ろしいのだけど、着目すべきは、その禍々しさだ。
カラスみたいに真っ黒の翼は、その大きな体をすっぽり覆い隠せるほど広く、体の表面は甲殻類を想起させる、岩のように固いざらざらの皮膚から成り立っている。前のめりに曲がった背中と、翼を引きずって歩くその姿は、やっぱり『怪物』というより他にない。
コルロルは殺戮者だった。コルロルが現れた村には血が流れ、家々は破壊され、やがて腐敗臭が漂い、壊滅する。そういうことが、この国の歴史の中で、何度も繰り返された。
それなのに、やつについて正確な伝承が残らなかったのは、コルロルを見た人がみんな死んでしまうから、という理由らしい。それじゃあ、なんでコルロルが感情を盗む力を持っているなんてことが分かるのか。
実は、コルロルの言い伝えの中に、そんなエピソードは出てこない。あるのは悪行の数々だけ。コルロルは感情を盗む。そのことを知っているのは、あたしが盗まれたからだ。
人の感情は『喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲』の七つに分類されるらしいんだけど、あたしが盗まれたのは、喜・楽・哀。嬉しくて喜んだり、楽しくて笑ったり、哀しくて泣いたり……つまり、前向きないい感情はほとんど盗まれたってこと。
感情が盗まれてからのあたしがどうなったか、想像つくかしら。失くなった感情を埋めるように、怒りや憎しみが足を伸ばしてのびのびと面積を広げ、深く根付いた。喜びや楽しみのない人生は、泥に足を掴まれたまま歩き続けているような不愉快さしかなかった。
あれ以来、あたしはコルロルに復讐するためだけに生きてきた。やつを見つけ出し、この手で八つ裂きにできるように、剣術や弓矢の腕を磨いた。
『ありがとう。君のおかげで、僕は人間になれるかもしれない』
そう言って人間のように笑った、あの怪物を殺すために。
文字数 103,124
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.02.25
文字数 1,424
最終更新日 2018.09.19
登録日 2018.09.18
血の繋がってない兄妹の話
兄妹ものが好きなので…
兄妹もの第2弾です笑
第1弾の方も更新頑張ります…(小声)
今回は歪んだ兄妹愛をテーマに、書こうと思ってます。
伝わるかはわからないけど頑張ります笑
妹を捻くれた愛し方でしか愛せない兄。
天然で少し変わっている妹。
表現できるよう頑張ります(^_^;
兄妹でくっつけるのもアリだけど
横から奪うのもアリ…かも?笑
文字数 2,281
最終更新日 2018.03.23
登録日 2018.03.22
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