恋愛 淡々小説一覧
4
件
ジルは貴族の屋敷で働く下女だ。
身の程、相応、身の丈といった言葉を常に考えている真面目なジル。
ある日同僚が旦那様と不倫して、奥様が突然死。
同僚が後妻に収まった途端、突然解雇され、ジルは途方に暮れた。
そこに現れたのは亡くなった奥様の弟君で───
※悩んだ末取り敢えず恋愛カテゴリに入れましたが、恋愛色は薄めです。
文字数 6,186
最終更新日 2022.04.06
登録日 2022.04.06
「恨むぞ、雨くん」
僕が降らせた雨で水浸しになったつばさ先輩はそう言って笑った。それまで泣いていたとは思えないほど、自然に。
「綺麗だね、雨」
「そうですか?」
「うん、とても」
一緒に過ごすようになった夏休み、先輩が浴衣を着た花火大会。
「降らせて。ここに」
これは、雨を乞い待つだけしかできない僕と自由に羽ばたけるつばさを持った先輩の、過ぎゆく夏の物語。
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
文字数 6,245
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.13
二人の願いがそれぞれ1つだけ、叶えられてしまった世界。
「高橋、次の土曜日暇?」
誘われたのは、終末のデート。
※すこしふしぎ程度のSF要素ありです。
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
文字数 2,669
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.08.01
4
件