恋愛 わがまま姫様小説一覧
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民衆達の前で私は処刑台に立たされた。
『この税金泥棒が!』
『悪魔な女王め!』
『優秀だったアルファス皇子を殺したのもその女だ!!』
反乱軍に攻められたのは‥‥こうなったのは、いつからだろうか。
アルカイド帝国、次期国王になるのではないかと期待されていた腹違いの優しい兄が亡くなり、勉強も政治もろくに分からない私を支えてくれたのは、憧れだったユウリ•ディアデム様。
物腰が柔らかく、私をいつも支えてくれた彼と婚約し、女王となった私を‥‥
そう、私を殺したのは‥
愛する婚約者だった。
『‥‥な、‥‥なんっ‥‥』
『ようやく、この国は私達のものになったよ』
私達?‥‥何を言ってるの?
彼の隣りにいたのは正教会で皆から、聖女と呼ばれ慕われている‥‥マリアだった。
マリアは私の方を見て涙を流がす。
『あぁ、可哀想に。最後に‥女王様に神のご加護をお祈り致します』
いや、何故貴女がいるの?何故‥‥
『革命だあ!これからは聖女マリア様とユウリ様がこの国の王と王妃だ!』
そう歓声をあげる民衆達に私は唖然する。
『ふふ、可哀想な我儘お姫様のまま。あの時私を婚約者に選ばなかった皇子様がいけないのよ。私と婚約すれば教会は後押しをし、確実に王位継承権を得られたのに、むかつくわ』
そう小さな声で話す彼女は笑う。兄を殺したのも、邪魔な奴を排除したのも、私を孤立させたのも、全てこの為だと嘲笑い‥‥
私は、処刑された。
「な、七代先まで呪ってやるぅー!!!え?あ?れ?首、あるわ‥‥」
目を覚ますと‥え!!?15歳!!?10年前に戻っている!?
しかも‥‥まだ、お兄様が生きている‥‥。
勉強も何もかも嫌で他人任せだった。
政治とか面倒だと、民の声を聞いてもいなかった。
お兄様が亡くなるのは、確か2年後‥‥だったかしら?
のどかな雰囲気だけれども、王宮内は既に腐敗しているのが今ならわかる。お兄様を無事王へと導く為に!
怠け者は少しお休みして、アイツらを見返してやる!!!そしてぎたんぎたんにしてやるわ!!
‥‥あー、でもどうすればよいのかしら?
面倒くさがりで勉強嫌い、民衆の事などまったく考えてない我儘お姫様が少しずつ、成長していくお話。
九月中には終わる予定のお話です。気の向くまま書いてるだけですので細かい設定など気になるかたはすいません!
文字数 32,177
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.06
わがままなアーシャ・フランシと婚約を結んでいる、ヨアン・フレディック。
もちろん2人は馬が合わない…
そんな2人が結婚するのは1年後…
文字数 5,708
最終更新日 2022.10.01
登録日 2022.09.23
わがまま姫に領地を奪われた伯爵家だったが……?
文字数 15,917
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.16
マルシュ王国にクルセイラという 可愛らしい王女が誕生した。
クルセイラは すくすくと成長し、 勉強も礼儀作法も完璧に身につけていた。
ただし、クルセイラは わがままの限りを尽くしている。
あれが欲しいこれが欲しい。 あれが気に入らないこれが気に入らない。
国中の人間が クルセイラのわがままに振り回されていた。
ある村娘は無理やりメイドにさせられ、 結婚の機会を逃してしまう。
ある冒険者は聖剣を取り上げられ、勇者になる 道を閉ざされてしまった。
クルセイラは魔王にまで 取引を持ちかけてしまう始末。
そんなわがまま姫と 無理やり婚約させられた哀れな男がいた。 公爵家の血筋というだけが取り柄のだけの 無能な男が、 姫のわがままのスケープゴートにされたのである。
そんな二人の日常の物語?
文字数 4,885
最終更新日 2018.05.27
登録日 2018.05.27
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