ファンタジー 旅行記小説一覧
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ある王国で開かれた饗宴に招かれた一人の男は、かつて訪れた地で目の当たりにした、魔訶不思議な光景の数々を王に語った。
それは事実か、或いは男の口から出まかせなのか。
どこかにあるようでどこにもない、異世界綺譚をご覧あれ。
文字数 10,468
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.23
暁 リンは、転生者だった。10年もの間必死に貯めたお小遣いで大きな買い物をしたその日……彼は、大規模な交通事故に巻き込まれ、そのまま息絶えてしまう。
10年の苦労も水の泡となり、そのまま消滅する……かに思えたが、ある世界の神様が一つの提案をする。
「お主が願うなら、願いを一つ叶えて異世界にて生き返らせよう」
と。
そして、リンは願う。
「俺が10年間コツコツ金溜めて買ったバイク、返してください」
こうしてバイクと共に生き返ったリンだったが……
「あれ、このバイクなんかおかしくない?」
魔力燃料、装甲修復、破壊不可、召喚機能、空間収納……果ては除霊効果付き。
これは、最強のバイクと共に自由気ままにバイクで旅をする一人の少年の、異世界ドライブ記である。
文字数 7,656
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.23
俺はしがないアラサーのビジネスマン、島田耕太郎。
サラリーマンではなくビジネスマンである。
趣味はこれといってなく、働いては眠り、働いては眠るの生活の人生をおくっていた。
おかげで金に不自由したことはない。
ある日の帰宅中、強烈な二つの光がオレに迫ってきているのを最期に地球での記憶はない。
気付けば、太陽が二つある不思議な世界にいた。
俗に言う異世界転生ってやつだな。
異世界に転生されたはいいが、お約束の神からのギフトなどなく、俺はスーツ姿のまま、見知らぬ草原に立たされていた。
それからはまあ色々あった。そりゃあもう色々あった。
どうにかこうにかして、異世界で自立できる基盤ができた時、俺はこの世界が前の世界より文化が遅れていることに気付く。
すぐにでも気付きそうなものだが、あの時の俺は生きることに精一杯だったのだ。
稼げることに気付いた俺は、また働きはじめた。
金はあるに越したことはないからな。
前の世界と同じよう、働いては眠り、働いては眠りの生活。
異世界に転生したかいがないと言われればそれまでだが、魔法にも魔物にも俺にはあまり関心がなかった。
最初はびっくらこいたけど、すぐに慣れてしまった。理屈はわからんが、そういうもんだと思って過ごしているうちに気にならなくなった。
つまりは、あっという間に俺はこの世界になじんだのだ。
働いて、働いて、働いて……
あれから幾年経ったかな?
立ち上げた商会もずいぶんとまあデカくなったもんだ。
俺も商会のこといまいち把握してないんだよな。
古い知り合いからの招待の手紙も溜まっていることだしちょうどいい。
ちょっと仕事から離れてみるかな。
文字数 103,095
最終更新日 2023.03.06
登録日 2023.02.03
知っている人は知っている、有名な旅行ガイドブック、「みるぶ」。
とある土曜日、神保町の古書店を訪れた女性・澤 実里(さわ みのり)は、少々使用感の目立つ「みるぶ」が、他の本に紛れるようにして棚に収まっているのを見つける。
そのタイトル、「みるぶ異世界」。
中を開くと書かれているのはどれを取っても胡散臭い内容。それでも暇つぶしにはいいだろう、とジョークグッズのつもりでお買い上げ。代金200円と消費税8%。
本を収めたビニール袋片手に古書店の外に出ると――そこはまさしく異世界だった。
なんで異世界だと分かったか?何故なら、頭の上に広がる空が、どこまでも澄み切った緑色なのだ。
剣と魔法の世界ではない、けれど異種族が入り混じり、人種差別しつつされつつ暮らす近世チックな異世界にて。
元の世界に帰る時が来るまで、実里は古都フーグラーのギルドで雇った獣人族の通訳と共に、自身が迷い込んだマー大公国内を旅行することにしたのである。
●コンテスト・小説大賞選考結果記録
エブリスタ様「読者を増やそう!エブリスタのトップに載れるコンテスト」 受賞
小説家になろう様 第9回ネット小説大賞 一次選考通過
※カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+様、エブリスタ様、ノベルピア様にも並行して投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888255850
https://ncode.syosetu.com/n5542fg/
https://novelup.plus/story/990704739
https://estar.jp/novels/25627829
https://novelpia.jp/novel/319
文字数 231,527
最終更新日 2022.11.20
登録日 2019.06.18
『途方に暮れるなら旅に出なさい!』
ばあちゃんの言葉をきっかけに会社を辞め、旅に出た栗葉匠海。
しかし、日本一周を果たすも、ニューヨークに行く途中で、匠海が乗っていた飛行機が墜落。
異世界の神たちの力によって異世界に転生した。
前世の未練、世界一周を果たせなかった匠海は、異世界を一周する事に・・・。
匠海が旅をする情景をお楽しみください。
文字数 65,919
最終更新日 2022.09.05
登録日 2021.08.16
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