ファンタジー 悪魔との取引小説一覧
7
件
不死と引き換えに多大なる苦痛を与える悪魔『マルキド』。そんな彼を呼び出したのは世間で“UM(ウルトラ・マゾ)”の狐獣人の魔術師『ヴィクセン』だった……。
文字数 6,163
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.05.02
大切な人がいた――。
この日常がいつまでも続くと思っていた。だが、それは唐突に終わりを告げる。
目の前で、大切な姉が虐めを理由に自殺をしてしまった。
学校、教育委員会に虐めを訴えたが、その事実はないとの一点張りで姉の自殺に虐めの因果関係はない、として処理されてしまう。
その結果、家族はバラバラとなり虐めをしていた当事者たちは今ものうのうと生き生活をしていることに怒り、憎しみ、恨み、憎悪、殺意が大磨夏目の心を支配していく。
ある時、虐めの理由が知りたいと思い姉が通っていた高校へと。しかし、虐めの事実が公になることを恐れた彼らは、神社の石段から夏目を突き落とし運悪く車に轢かれ、一命を取り留めたが身体には後遺症が残ってしまった。
家族を、姉を奪い、自身をも亡き者にしようとする虐めの当事者五人に復讐を決意。
己の力は無力と理解していた夏目は、祖父が残したある書物から聖書に記されし悪魔の三人を召喚することに成功。
悪魔三人へ、対価を支払うかわりに復讐の代行を頼み契約を交わす。そう、命も血も肉体、大磨夏目という存在の全てを捧げ、復讐を完遂するための選択に一切の後悔も迷いもなかった。
姉が受けた苦痛、恐怖、絶望、それ以上のものを悪魔の能力を駆使して五人に与えるべく一人ずつ復讐していく。
最後に待ち受けるものが、姉と同じところへ逝くことが叶わぬものとしても――。
※残酷描写、性的描写、暴力描写などが含まれますので苦手な方はご注意を。
※この物語は、全てフィクションであり法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 100,956
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.06.21
命の灯火が尽きる少女が両親のためにと残した自分の分身、自動機械人形(オートマーター)のマリア。様々な人々の悲劇や思惑に翻弄されながら歳月が流れてもなお死去した少女との約束を果たすために屋敷を守り続ける彼女と、バチカンの任務でマリアに会いに行く祓魔師(エクソシスト)エミリオ。途中で遭遇するペス、エルフのシルフェル等、人間と人ならざる者達が不器用にも少しずつ心を通わせてゆく
※表紙絵はピュアニスタより
※3話まで前置きです
文字数 42,082
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.08.04
少女の姿をした悪魔が、突然目の前に現れた。
「どんな願いも叶えてやろう。もちろん、それ相応の対価は頂くがな」
口から炎を吐き、矢印状の尻尾を持つ異形の悪魔。
僕は彼女の誘いに乗り、たった一つのお願い事をした。
「コーヒーが欲しい。できれば豆で」
「……は？」
「ブラジルとキリマンジャロ、ロブスタもあると、なお良いな」
その対価に魂を支払うことになると知っていて、僕は悪魔にコーヒー豆を望んだ。
なぜなら僕の心は、とっくの昔に死んでしまっていたから。
終末に訪れたかわいい悪魔と、オリジナルブレンドコーヒーをつくるお話。
文字数 20,742
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
僕は既視感ある日常を、失意を隠して生きていた……はずだった。後悔はないからこれでいい。
文字数 7,937
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
私はあの日アクマとケイヤクした。
ただのアクマと。
弱くはないが、まともに言葉が喋れないアクマ。
アクマはアクマ。
ケイヤクはケイヤク。
アクマとケイヤクした。
私とアクマとの間じゃそれだけで済むのに他人に説明するとどうして他の言葉が必要なのかな。
めんどくさい。
その一言に尽きる。
そうだ。
もう一回言っとくね。
私は
「アクマとケイヤクした」
そして，私はアクマと旅をしてるの。
14年間教育も何も受けた来れなかった孤児がアクマと共に旅をするお話。
毎日21時投稿。
遅れる場合あり。
初めて書く小説ですが、よかったら読んでください。
文字数 11,768
最終更新日 2022.12.24
登録日 2022.12.06
♦️小説になろう様で開催されたコンテストで一次選考に残った作品です。8月25日〜プロローグ&ストラス編を大幅に改稿しました。
貧しい外国の貴族の娘だったマリアンヌは、嫁ぎ先の公爵家である、ウィンザー一族から虐げられていた。
公爵家の財産目当てに公爵をたぶらかした悪女だと国中から噂され、自分だけならと耐える日々を送るが、ついに魔の手は息子にまで及び、無残にも殺されてしまう。
悲しみの中、息子を暗殺した犯人を突き止め復讐を決意するも、彼女自身も呆気なく殺される。
しかし、死ぬ間際手にしていた本のおかげでマリアンヌは生き返り、悪魔の王であるサタンと彼女の魂を見返りに契約することに。
マリアンヌは、サタンとその配下の悪魔の協力を借りて、生前虐げられた一族への復讐を果たすのだった。
◎ストラス編
毒を以て毒を制す。物語の導入編です。
◎アスモデウス編
主人公マリアンヌがヒロインとなって、2人の男性を落としていきます。ほんのり恋愛要素があり、攻略対象の死（バッドエンド）がヒロインのハッピーエンドとなります。自らのハッピーエンドを目指して悪魔と奮闘するマリアンヌの物語です。
お気に入り登録やご感想ありがとうございます。励みになっております(^^)
現在、ファンタジー小説大賞に参加中です。応援していただけると嬉しいです！
文字数 60,498
最終更新日 2022.09.15
登録日 2022.07.28
7
件
投稿小説
