ホラー 連作短編小説一覧
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件
大学を卒業後、所謂「一流企業」へ入社した俺。
毎日毎日残業続きで、いつしかそれが当たり前に変わった頃のこと。
あまりの忙しさから死んだように家と職場を往復していた俺は、過労から居眠り運転をしてしまう。
どうにか一命を取り留めたが、長い入院生活の中で自分と仕事に疑問を持った俺は、会社を辞めて地方の村へと移住を決める。
村の名前は「夜染」。
文字数 135,825
最終更新日 2023.05.20
登録日 2022.05.19
「健、バイトしない?」
幼なじみの大智から引き受けたバイトはかなり変わったものだった。
依頼を受けて向かうのは深夜の湖やトンネル、廃墟、曰く付きの家。
待ち受けているのは、すでに肉体を失った彷徨うだけの魂。
視えなかったものが再び視えるようになる健。
健に引っ張られるように才能を開花させる大智。
彷徨う魂の未練を解き明かして成仏させる、浄霊。
二人が立ち向かうのは、救いを求める幽霊に手を差し伸べる、あたたかくも悲しいバイトだった。
同タイトル終了には★マークをつけています。
読み区切りの目安にしていただけると幸いです。
※小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
※BLじゃありません。
文字数 312,153
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.02.24
オレンジの月が笑うとき、赤い悪夢が目を覚ます——夢見士たちはバクに乗り、悪夢を喰らいに夜空を駆ける!
夢見士———それは、パートナーのバクとともに人々の夢を守る職業のこと。
月が笑う夜に、悪夢はその顔をあらわす。
それぞれ性格の違う、色とりどりのバク。
そのなかから、夢見士は1匹をパートナーに選ぶ。
夢見士たちとパートナーのバクとともに悪夢を駆け抜け、人々を守っていた。
六門ククルは見習い夢見士。
夢見士の専門学校であるブルーム・アカデミーに通いはじめた、〝気にしい〟の女の子。
すぐに「ヤム……ヤム……」というので、パートナーのバク・バベルにいつもツッコミをいれられている。
夢はりっぱな夢見士になること!
「ヤミー!」な悪夢を食べることが大好きなバベルとともに、勉強にテストに頑張るぞ!と、思っていた、そのやさき……
気にしいのククルに、クラスの強気な女子たちが目をつけてきて……?
悪夢×ホラーファンタジー×短編連作!
こわーい悪夢も、ククルとバベルがパクッと食べちゃう!
その悪夢、夢見士たちにおまかせあれ!
表紙イラスト:ノーコピーライトガール さま
文字数 59,194
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.02
スプーキーリサイクル
そこはいらないものを買い取ってくれるお店。
何を買い取っているのかって?
それは、人の恐怖———!
おそろしい恐怖体験と、それにまつわる物。
それを買取り、お金に変えてくれるのだ。
今日もまた、スプーキーリサイクルに来客があった。
ひとりは、トウヤという恐怖体験をした少年だ。
そして、もうひとり。
おびえるトウヤに「ついてきてくれ」と言われ、仕方なく来店した少年、サクマだ。
いよいよ、買い取り査定がはじまる。
ぽつぽつとトウヤが恐怖体験を語り出す。
(話を盛ってもムダ。店主は気づいてしまうよ。何しろ、店主はただの店主ではないからね)
トウヤの話が終わった、そのときだった。
突然トウヤは、謎の人物によって神隠しされてしまう。
戸惑うサクマに、スプーキーリサイクルの店主が言った。
「いっしょにトウヤを助けよう。そのためには、もっともっと、たくさんの恐怖を買い取らないといけないけれどね——」
そう、鬼の店主・ルドンは言った。
表紙イラスト:ノーコピーライトガールさま
文字数 71,380
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.10.26
放課後の恒例となった、友達同士でする怪談話。
その日聞いた怪談は、実は高校の近所が舞台となっていた。
主人公の亜美は怖がりだったが、周りの好奇心に押されその場所へと向かうことに。
その怪談は何を伝えようとしていたのか――その意味を知ったときには、もう遅い。
□第6回ホラー・ミステリー小説大賞にて奨励賞をいただきました□
※章ごとに登場人物や時代が変わる連作短編のような構成です(第一章と最後の二章は同じ登場人物)。
※結構グロいです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。
©2022 新菜いに
文字数 133,615
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.16
『じゃあ、最初のエピソードを語りましょう。大阪に旅行に行った時に、いきなり遭遇したとんでもない事件です。それを狙っていたといえば、狙っていたんですけどね。……最近道頓堀付近で、誘拐事件が頻発しているという噂を聞いて飛んでいったわけですから』
黒木梨乃亜の元に送られてきた、友人・黒須澪からの手紙。
何でも彼は、同居人である女子高校生・西垣由羅とともに日本のあちこちを旅して回ったというのだ。由羅がかつて巻き込まれたのと同じ、奇妙な誘拐事件を面白半分で調べるために。
生粋のトラブルメーカーにして、変幻自在の愉快犯である黒須澪。
彼が手紙で語る、世にも奇妙にして奇怪な物語の数々とは。
文字数 128,263
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.02.23
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