純血小説一覧

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全種族の最高最強の力を持つ吸血鬼。不老不死の肉体に、無限の魔力を有する吸血鬼に弱点は存在しない。そんな彼らの中で唯一の掟は、異種族の間に子供を作ってはならないことだった。 その掟を破り生まれた混血の吸血鬼プラムには、吸血鬼には存在しない数多の弱点が発現していた。太陽に焼かれる身体では外も歩けない。隠れ住む中で母が死に、父と二人だけが残され、吸血鬼の同胞に掟破りがバレ、親子は引きはがされてしまう。 純血からは馬鹿にされ、生まれてきたことが間違いだとさえ言われる日々。そんな中でプラムは決意する。 「混血が純血に劣っていないことを証明してやる……父さんも、母さんも、間違ってなんかいない!」 覚悟を胸に修行を始めたプラム。 そして千年間引き籠り、修行を終えたプラムは久しぶりに外へ出た。 「あれ……誰もいない?」 変わってしまった世界で、プラムは混血の力を証明するために戦う。
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小説 194,099 位 / 194,099件 ファンタジー 44,517 位 / 44,517件
文字数 31,178 最終更新日 2021.05.12 登録日 2021.05.08
人に優しくなれるのは才能だ。 純血の家系に生まれながら、その血に相応しくない落ちこぼれた才能であると判定されたラルク。 父は怒り、一番上の兄から虐められ、二番目の兄にいたっては数年間ろくに話していない。 それでもラルクは家族が好きだった。 だがラルクは知らない。 誰も彼を嫌ってはいないことを。 ※小説家になろうで連載版「三流魔法使いと奪才の魔法書」を同時投稿
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小説 194,099 位 / 194,099件 ファンタジー 44,517 位 / 44,517件
文字数 18,885 最終更新日 2020.05.27 登録日 2020.05.26
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