宮廷魔導師小説一覧
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エミリアは妹のアニスが大好きだ。
何でも真似して何でも欲しがってきたアニス。
そんな妹が可愛くて仕方なかった。
でもまさか、婚約者までエミリアと同じがいいと言い出すなんて思ってもみなかった。
「アニスは、オルフェオ様が大好きです」
甘え上手なアニスは婚約者の公爵家嫡男オルフェオが屋敷に来る度にべったりで、エミリアをそっちのけで二人だけで過ごすようになっていく。
「そんなに仲が良ろしいのでしたら、アニスと婚約してはいかがでしょうか?」
ある日オルフェオにそう告げると、待ってましたとばかりに婚約破棄を言い渡された。
両親は戸惑い、でもアニスは喜び、そしてエミリアも肩の荷が降りたようにホットしていた。
しかし、それをオルフェオの従妹でもあり、エミリアの友人でもある第二王女リーゼロッテに話すと、城で度々顔を会わせていた宮廷魔導師見習いの青年の様子がおかしくなってきた。
そして元婚約者も何だか未練たらたらで、自滅の道を辿っていく──。
ゆるっと設定。短編です。
※他サイトで番外編が読みたいとの声をいただきましたので追加しました。
文字数 57,170
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.03.30
トラックに轢かれた高校生、白樺珀斗(しらかば はくと)は、前世の行いが良かったのか、神様から、異世界で自由に生きろと言われ、スキルを貰い、ファンタジー世界に転生させられた。
転生したハクトは、神様からのガイド役を任されたという精霊、シルフと一緒に旅に出たのだが、幸か不幸か、幾たの偶然が重なり、宮廷魔導士となってしまった。
しかし、ハクトは魔法が使えず、この事がバレたり、国に恥をかかせたら、最悪の場合、極刑、つまり首が飛ぶ可能性がある。
そんな事を避ける為、ハクトは、“嘘を本当だと思わせる”スキル【詐欺師】と、数少ない現代知識を駆使し、生き残る為、今日も足掻くのであった。
文字数 23,785
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.08.15
「貴様はクビだ!」
突然告げられた解雇宣告。
そして、実家から届いた、父危篤の知らせ。
やむなく故郷である最果ての地に戻り、父の後を継いで領主となった【元】宮廷魔導師ジェド。
彼は、父に変わって領地改革に挑むのだが、何と補助系の魔法を駆使して、過酷な地である故郷の領地を発展させていくのだ。
数年の月日が流れた後。
最果ての地「アルブラム領」は、ナザール帝国で移住、永住したい領地ナンバーワンの座に着くことになる!
……予定。
これは、攻撃魔法&回復魔法が苦手なくせに、補助魔法はS級の実力があることに気付いていない「勘違い元宮廷魔導士」が、最果ての地の領主としてゆるーく頑張っていく物語である。
※「小説家になろう」様でも掲載中。です。
文字数 49,606
最終更新日 2020.02.08
登録日 2019.12.14
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