伊予国の武士である河野四郎通信(こうのしろうみちのぶ)は、今木城で、平家の軍勢とにらみ合っていた。ある日、それまで及び腰だった軍勢のものとは思えない苛烈な攻撃を受ける。燃えさかる今木城で通信が見たものは、一ノ谷の合戦で梟首されたはずの猛将、能登守だった――?
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※この物語はフィクションです。小説です。実際の史実とされているものとは異なる内容もございます。ご了承ください。
文字数 146,593
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.29