生きづらい大人小説一覧
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ストレス発散しては、またストレスが溜まり……効率悪いなぁ……。
仕事ができない。生きるのに向いていないのか。働きたくないなぁ。
ちょっと本気で、適職を探そうと考えるべきか。いやいや、得意なことなんてきっとないし、何をやってもトロいし抜けてるし、適職なんてないか。
写真、小説、イラスト、マンガなど創作やっているけど、鳴かず飛ばず。コンスタントに作品を生み出すことをできていないのが、そもそもの問題かな。これじゃ、プロになって締切を守るとか無理だろう。
おまけに視力はどんどん悪くなっていく。大人になったらそれ以上悪くならないとか、どっかで聞いた気がするんだけど。
時々叫びたくなる。人生なんか大嫌いだー!!
文字数 8,899
最終更新日 2022.12.04
登録日 2022.12.04
――なんと2つしか違わなかった。初対面の上司に対して姓ではなく名を告げるような女がだ――
アパレル会社勤務の千秋(29歳・男)は若い女性をターゲットとしたブランドの店舗マネージャーに任命される。順風満帆な歩みに同期たちから羨ましがられる彼だったが……
訪れたのは忘れられない出会い。
年齢不詳・奇想天外な販売スタッフ“トマリ”。
相棒はいかつい南京錠。
商品を見つめて「美味しそう」?
キャッチに怯えて全力疾走。
恋人はいつかパパになる……?
何かが止まってしまっている彼女から千秋は目が離せなくなる。
上司部下とも言い難い。恋心とも程遠い。いいやこれはむしろ親心?
停滞と躍動が入り混じる奇妙な時間がいつしか貴重な記憶となった。
どうやって大人になればいいのかもわからないまま、生きづらい社会人生活を送る人も案外少なくないのかも知れません。
※重複投稿・・・『小説家になろう』にも投稿しています。
※表紙と挿絵:nagisa nanase
頂き物イラスト:sekakoさん
文字数 7,004
最終更新日 2018.11.19
登録日 2018.11.19
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