あやかし/妖怪小説一覧
![icon](/v2/img/component/search_assistant/icon_01.png?id=f7fa629f1727c8754664)
件
2
件
月代十一家。末席である月隠家当主、月隠日和は霊山と呼ばれる山を登っていた。
月代の役目は妖退治。その任を果たすため――そこで日和は三人の妖と出会う。
それから、十五年後。
城守日向。十四歳、進路を考えなければならない三年生となった春。日向は迷っていた。
女と偽っている身と自らが持つ不思議な力。果たして自分はこれから――
そんな時、日向の前に蒼紅の装束を纏った女性、灯澄と燈燕が現れる。
文字数 20,483
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.31
おさんどん女子高生とひとならざるものの、愛も状況も重めでちょっと切ない異類婚姻譚もどきです(旧タイトル【完結】さよならのタイミング)もしよかったらのぞいてみてください。第8回キャラ文芸大賞終了しました。ご愛顧ありがとうございました。(-人-)
高校一年の木ノ下澄雨は、母親と幼い弟の幹也と三人暮らし。
父親を亡くして三年、フルタイムで働く母親を支え、家事育児の一切を担い逞しく生きていた。
それなのに、年も押し迫った十二月も初めのこと。
澄雨の元に、かつて父親の葬儀に来たという見知らぬ若い男が姿を現す。
目にも鮮やかな深緋色(こきあけいろ)のスーツを身に纏ったその男は、縦に光る不思議な虹彩の挑戦的な眼差しで澄雨を眺めやる。
「あの時の、溢れんばかりだった怒りや悲しみは、まだ君の中に残っているかい?」
男はひとならざるもので、かつて交わした約束通り澄雨を迎えにきたという。
おとぎ話だ、いまさらだと澄雨は拒絶する。
父親を亡くしたばかりの心細げな女子中学生ならいざ知らず、今となっては押しも押されもせぬ、家事育児に忙しい立派なんおさんどん女子高生と化していた。
けれど、慎ましい胸の奥にわだかまる、この黒い泡はなんだろう。
澄雨の迷いを察した男は、
大勢の人々の命が危ぶまれる可能性を示唆し、
とある選択を持ち掛けてくるのだが。
クリスマスの夜に向かって、事態が急速に収束していく中、
雪はただ、しんしんと降りゆく――。
※この話はフィクションです。参考にした類似、または特定の事件等はありません。
※作品全般に漂うシノニオイと女子中学生を口説くひとならざるものがいる為、お守り的R15指定です。
※R15指定に従い、若干残虐だったり性的な仄めかしがある話には*を付けてあります。宜しくご検討ください。
※カテゴリーに悩みましたが、正直、キャラ文芸でも青春でも恋愛でも、ホラー(怖くない)であってさえもいい気が。
※毎年キャラ文芸大賞にエントリーする予定です。といいますか、キャラ文芸ってなんだろう。(^_^;)(ハテ?
---------------
※本作品は小説家になろうにも掲載しています。
---------------
旧題『さよならのタイミング』105枚(約4万字)2008/5 PNイマダ名義
※某小説投稿サイトのお題企画で書いた40枚弱を紆余曲折を経て改稿したものです。
文字数 41,793
最終更新日 2023.12.23
登録日 2023.12.17
2
件