第10回歴史・時代小説大賞エントリー小説一覧

4
 |今皇《いますめらぎ》の皇子である若竹と婚姻の約束をしていた|白朝《しろあさ》は、難破船に乗っていた異国の美女、|美鈴《みれい》に心奪われた挙句、白朝の父が白朝の為に建てた|花館《はなやかた》を勝手に美鈴に授けた若竹に見切りを付けるべく、父への直談判に臨む。  思いがけず、父だけでなく国の主要人物が揃う場で訴えることになり、青くなるも、白朝は無事、若竹との破談を勝ち取った。  しかしそこで言い渡されたのは、もうひとりの皇子である|石工《いしく》との婚姻。  石工に余り好かれていない自覚のある白朝は、その嫌がる顔を想像して慄くも、意外や意外、石工は白朝との縁談をすんなりと受け入れる。  その後も順調に石工との仲を育む白朝だが、若竹や美鈴に絡まれ、窃盗されと迷惑を被りながらも幸せになって行く。
24h.ポイント 0pt
小説 193,809 位 / 193,809件 歴史・時代 2,392 位 / 2,392件
文字数 171,726 最終更新日 2024.07.07 登録日 2024.05.09
時は寛政五年。長崎奉行に呼ばれ出島までやってきた江戸の版元、蔦屋重三郎は囚われの身の異国人、シャーロック・カーライルと出会う。奉行からシャーロックを江戸で世話をするように脅されて、渋々従う重三郎。その道中、シャーロックは非凡な絵の才能を明らかにしていく。そして江戸の手前、箱根の関所で詮議を受けることになった彼ら。シャーロックの名を訊ねられ、咄嗟に出たのは『写楽』という名だった――江戸を熱狂した写楽の絵。描かれた理由とは? そして金髪碧眼の写楽が江戸にやってきた目的とは?
24h.ポイント 0pt
小説 193,809 位 / 193,809件 歴史・時代 2,392 位 / 2,392件
文字数 101,675 最終更新日 2024.06.25 登録日 2024.05.03
3
歴史・時代 連載中 長編 R18
古くから敵対してきた不知火一族と狭霧(さぎり)一族。 銀鼠色の髪に藍色の瞳の主人公・翔隆(とびたか)は、様々な世代の他人の生と業と運命を背負い、この戦乱の世に生まれた。 戦国時代の武将達と関わりながら必死に生きていく主人公の物語。 BLな伽と、男女の関係も付け足しますね。 (2023年11月21日から付け足します) BL性表現有りは、題名の後に※ 男女の性表現有りは、題名の後に* 短い物、軽い物は、題名の後に*
24h.ポイント 63pt
小説 14,208 位 / 193,809件 歴史・時代 77 位 / 2,392件
文字数 759,274 最終更新日 2024.06.04 登録日 2022.11.11
武内新十郎は長屋暮らしをしながらも仕官を夢見て城下の道場の助っ人をしていた。腕にはおぼえがあった。 また副業で竹細工を始めた。父親が仕官していた故郷では武士の修養の一つとして竹細工を藩主が推奨していたこともあり、新十郎も幼いころから仕込まれていたのだ。 そんな生活が安定してきたころ、伊坂左内という奇妙な剣筋を使う道場破りが現れた。
24h.ポイント 21pt
小説 24,265 位 / 193,809件 歴史・時代 165 位 / 2,392件
文字数 32,710 最終更新日 2024.05.12 登録日 2024.05.12
4