琉球小説一覧
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由緒正しい四神家の出身でありながら、落ちこぼれである天笠弥咲。
道楽でやっている古物商店の店先で倒れていた浪人から一宿一飯のお礼だと“曰く付きの古書”を押し付けられる。
しかしそれを機に周辺で不審死が相次ぎ、天笠弥咲は知らぬ存ぜぬを決め込んでいたが、不思議な出来事により自身の大切な妹が拷問を受けていると聞き殺人犯を捜索し始める。
その矢先、偶然出くわした殺人現場で極彩色の着物を身に着け、唐紅色の髪をした天女が吐き捨てる。「お前のその瞳は凄く汚い色だな?」そんな失礼極まりない第一声が天笠弥咲と奴隷少女ザンカの出会いだった。
文字数 34,161
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.11
男なら誰もが一目惚れしちゃう超絶美少女!
なのに腕自慢の男たちが束になってかかっても敵わない剛力で拳法の使い手。
こんな女の子が実在したって、あなたは信じられる?
19世紀の琉球王国(現在の沖縄県)に実在した、類まれなる美少女でありながら最強・無敵の唐手(トーデ=現在の空手)の使い手であった、”与那嶺の武士”こと与那嶺チルーの物語。
裕福な商家に生まれたチルーは、美しい容姿の少女であったが幼少のころより手組(沖縄相撲の原型)を好み、力比べでは男子でも敵うもの無しの剛腕の持ち主。
そんなチルーの父親の悩みは、このお転婆娘を嫁に貰ってくれる男が居るだろうか・・ということ。
ある日、妹のカミーとふたりで川に涼みに出かけたときに乱暴者に危うく凌辱されそうになったことがきっかけで、トーデの使い手に弟子入りを志願する。美少女拳士・チルーの闘いと恋の物語。
※この作品は史実にヒントを得たフィクションです。時代考証、特に沖縄空手史に関する考証は作者の個人研究に基づくものであり、異説・諸説あると思われますが、物語の進行のため断定的に書き進めておりますのでご了承ねがいます。
文字数 94,086
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.05.16
★★第5回歴史・時代小説大賞エントリー作品★★ 「優秀短編賞」を目指しています。投票・お気に入りへの登録をして頂けますと幸いです。 【あなたは 螺鈿(らでん)。潜めた虹に 触れたなら──】 大海の琉球王国に花開いた伝統歌舞劇「組踊」。18世紀の琉球をモチーフに、組踊の創始者・美しき玉城朝薫、琉球のルネッサンスを支えた善政の少年王・尚敬、辣腕政治家として名高い蔡温が首里城を舞台に繰り広げる、ちょっぴりコミカル・ちょっぴりビターなヒューマンドラマ。BL風味をふりかけた、組踊誕生前夜の物語……。沖縄の歴史って? 琉球王国って? と馴染みの無い方にも、南海の王朝の薫りをお届けします。「小説家になろう」「pixiv」との重複投稿です。
文字数 21,656
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.30
緑豊かな惑星レキオ。
様々な種族が各領土を持っており、種族を滅ぼそうとする霊獣と戦いながら、それぞれの種族が均衡を持ちつつ暮らしていた。
その中でも、人族の手によって惑星レキオにあるエネルギーであるセジ(霊力)の力を利用し機械を動かす『セジ動力装置』が開発され、人族が暮らすヨナ王国は発展していった。
ヨナ王国は種族を問わない自由な貿易の中心としても栄え、さらに、各種族との友好的な交流を目的とし、種族を問わず学習に励む学園の建設も行われた。
しかし、これまで種族同士で均衡を保っていた世界に、突然強大な力を持つ12人の魔族が現れ、各種族を襲い始めた。
圧倒的な力を持つ魔族達は、どの種族も敵わないほどの恐ろしい力を持ち、
次第に滅ぼされていく種族も多くなっていった・・・。
この物語は、ある身寄りのない少年、雷牙の物語。
文字数 12,754
最終更新日 2018.07.02
登録日 2018.06.19
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