図書塔の2人小説一覧
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工芸地域にほど近い とある一軒家に住む番、アルファの『樫』と男性オメガの『蔦』。
樫は図書塔で本の複製や修復・管理等をする司書として、蔦は主に本の挿絵等を複製する担当としてそれぞれ陸国でも珍しい専門的な活躍をしている。
共に家からも見える距離にある図書塔とその隣にある小屋で、ほぼほぼ片時も離れることなく肩を並べて作業する2人。
そんな2人の間には6歳になる一人息子の『笹』がいる。
笹はなにかと忙しい両親をよく手伝おうとするような、アルファの中でも活発さよりは面倒見の良さが目立つ性格の子だ。
司書の樫と絵描きの蔦、そして両親の血をよく受け継いだ息子『笹』。
『騒いで賑やか』というわけではないが、いつも穏やかな一時を過ごしている3人。
だが、オメガの蔦はある日、番の樫にとある想いを打ち明ける…。
※こちらは『図書塔の2人』のオメガバース編であり、設定上、本編とは多少異なる部分があります。
※3つほどのエピソード更新を予定しています。
文字数 56,945
最終更新日 2024.08.31
登録日 2023.12.02
陸国の中心にある広場のそばに、その図書塔はある。
数々の本がおさめられている図書塔で司書を務める『樫』は、特殊な体質をもつ『蔦』と同じ家に住んでいて、朝から晩まで一緒の夫婦同然の暮らしをしている。
外では仕事仲間、家では夫夫。
甘えて、甘えられ、襲って、襲われて。
そんな「樫」と「蔦」が陸国の後世に残すものとは…?
「…あれ?もしかしてお前、むしろ叩かれたくてわざと理性とばしたフリをしてるわけじゃないよな?」
※作品中の医療知識は現実とは異なる場合がございます。
文字数 119,190
最終更新日 2023.12.30
登録日 2022.11.05
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