ゆっくりふわふわな雰囲気に小説一覧
1
件
必ず神々から与えられるスキルを唯一与えられなかった少年・セリム。
のんびり屋で平和主義なセリムは特に気にせず毎日を送る。
しかし両親が死んだため、妹を食べさせる必要がある。
だがスキルが無いため職にありつけない。
途方に暮れたところで、両親が残した日記を思い出す。
そこに、セリムは千里眼という魔眼を持っていると記されていた。
それは世界の理すらも見通す悪魔の目だった。
「捜し物見つけたよ」
「早いわね」
「ダンジョンの地図書いてきたよ」
「早いな」
「モンスターの弱点教えてあげる」
「なんで知ってんの」
「ここに水脈があるよ」
「なんで分かるんだ!」
気の優しいセリムが千里眼で人助けする。
そんなお話。
文字数 4,908
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.07.16
1
件