駅伝小説一覧
4
件
とんとん拍子という言葉がある。こんなにいいことが続いて何か信じられないと。まあそんな嬉しいことはなかなか起こらないものだが。琉斗は意図せず物事が次から次へと好転していく。ついてると言う言葉だけでは片付けれないほど神がかっていた。現代版わらしべ長者!101の水輪、第53話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,043
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.09
オリンピック選手に憧れて短距離走に打ち込んできた戸塚康平は、中学時代、一度も陸上の試合に出たことがなかった。長距離走のほうが康平の体には合っていたのだが、どうしても夢を捨てきれずに短距離一本で部活をしてきた結果だった。
けれど、陸上はもうやらないと心に決めて入った高校の入学式当日、中学短距離界のエースだった福浦翔琉に、一緒に駅伝部を作って大会に出ないかと誘われる。
才能の塊のような翔琉に嫉妬し反発し続ける康平だったが、翔琉にもつらい過去があって――。
駅伝に賭ける男子高校生たちの、熱く青い襷の物語。
*タイトルは『あおをたすく』と読みます。
文字数 128,937
最終更新日 2020.01.14
登録日 2020.01.14
4
件